※本記事は、テイ・エス テック株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月17日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
テイ・エス テックは、国内外49社の関係会社とともに、二輪車用シート、樹脂部品、四輪車用シート、内装品等の製造販売を行う企業グループです。日本、米州、中国、アジア・欧州の4地域で事業を展開し、本田技研工業株式会社とも緊密な関係を築いています。
単体従業員数は1,649名、連結従業員数は13,558名です。セグメントは日本、米州、中国、アジア・欧州の4つです。
主な国内グループ会社は、九州テイ・エス(二輪事業・四輪事業・その他事業)、テイ・エス パーツ アンドサービス(二輪事業・四輪事業)、テイ・エスロジスティクス(その他事業)などです。
2025年4月1日付で、連結子会社のテイ・エス パーツ アンド サービスとサン化学工業が吸収合併しました。また、非連結子会社であった重慶提愛思汽車零部件有限公司を当連結会計年度より連結範囲に含めています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
テイ・エス テックは、自動車部品製造を主軸とする企業として、安定した事業基盤を持つ同社グループです。従業員の働きがいを重視し、多様な人材が活躍できる環境づくりに力を入れています。給与水準や働き方に関する具体的なデータから、同社グループの企業文化や人材への考え方を読み解くことができます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、従業員の定着を重視し、長期的なキャリア形成を支援する傾向が見られます。平均勤続年数や平均年齢から、安定して働き続けられる環境がうかがえます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 7,796,981円 |
| 平均勤続年数 | 17.6年 |
| 平均年齢 | 41.4歳 |
| 単体従業員数 | 1,649人 |
| 連結従業員数 | 13,558人 |
| 単体のグループ内比率 | 12.2% |
同社および一部の連結子会社は、従業員の退職給付として確定給付制度と確定拠出制度を採用しています。確定給付制度は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出制度は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。
退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。確定給付制度債務は135億円、制度資産は233億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは企業理念の一つに「人材重視」を掲げ、人材戦略を経営の重要な基盤と位置付けています。社員一人ひとりが誇りとやりがいをもって価値創造に挑戦できるよう、働きやすい職場環境づくりや人材育成の強化に取り組んでいます。
第16次中期経営計画では「“稼ぐ力”を取り戻す」を経営方針とし、「個人と組織のパフォーマンス最大化」および「DX推進を牽引する人材の育成」を重点戦略としています。社員が能力を十分に発揮できるよう、成果に応じたメリハリある給与・評価制度の見直しを適宜行い、適切な処遇と働きがいの向上を図っています。給与水準や昇給・賞与の決定にあたっては、個人の成果・能力や組織への貢献度を総合的に評価し、公平性と競争力を意識した運用を行っています。
また、多様な働き方のニーズに対応した制度整備を進め、さまざまな価値観やバックグラウンドを持つ人材が活躍し、継続的に挑戦できる環境の構築に努めています。データとAI活用に関する専門知識の習得を目的とした選抜型教育や、IT・AI活用に関するリテラシー向上施策を全社的に推進し、DXを牽引する人材の育成にも注力しています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率は、厚生労働省の公表方針に基づき小数点第1位以下を切り捨てて算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.8% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 80.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 72.5% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 77.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 77.1% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 九州テイ・エス株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 4.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | - |
▼ テイ・エス パーツ アンド サービス株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 0.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 73.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 75.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 90.8% |
▼ 株式会社ホンダカーズ埼玉北
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.9% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 33.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 69.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 66.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 92.2% |
多様性・登用
これらの指標に関する実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社の数値を記載しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 障がい者雇用率 | 2.8% |
| 外国籍社員比率 | 0.6% |
| 多様な人材の管理職比率 | 33.3% |
育児・介護支援
これらの指標に関する実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社の数値を記載しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 有給休暇取得率 | 102.7% |
| 男性育児休職取得者数 | 40名 |
人材育成・エンゲージメント
これらの指標に関する実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社の数値を記載しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 人権・ダイバーシティ関連研修会 | 9回 |
| 社員1人当たりの研修時間 | 8.3時間 |
| 研修費 | 73百万円 |
| 社員1人当たりの研修費 | 44,470円 |
| エンゲージメント調査肯定回答率 | 74% |
ガバナンス・サプライチェーン
これらの指標に関する実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社の数値を記載しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| サプライヤーサステナビリティガイドライン遵守率 | 98% |
| コーポレートガバナンス・コード遵守率 | 100% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
テイ・エス テックは、二輪車・四輪車用シートや内装品、樹脂部品などの製造販売をグローバルに展開する企業です。主要顧客である完成車メーカー等に対して製品を提供し、収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、日本、米州、中国、アジア・欧州の4つの地域セグメントで事業を展開しています。各地域で主に二輪車用シート、樹脂部品、四輪車用シート、内装品等の製造販売を行っており、特に米州セグメントが最大の事業規模を示しています。本田技研工業株式会社グループが同社グループの主要な顧客となっています。
日本
主に二輪車用シート及び樹脂部品等、四輪車用シート及び内装品等の製造販売を行っています。収益は、機種構成の良化や主要顧客向けの増産効果等から得ています。運営は、九州テイ・エス、テイ・エス パーツ アンド サービス、株式会社ホンダカーズ埼玉北などが主な関係会社として担っています。
米州
主に二輪車用シート及び樹脂部品等、四輪車用シート及び内装品等の製造販売を行っています。収益は、金型売上の増加はあったものの、主要顧客向けの減産影響や為替影響等により微減となりました。運営は、TRI-CON INDUSTRIES, LTD.、TS TRIM INDUSTRIES INC.、TS TECH USA CORPORATIONなどが主な関係会社として担っています。
中国
主に四輪車用シート及び内装品等の製造販売を行っています。収益は、機種構成の変化や主要顧客向けの減産影響等により減収となりました。運営は、広州提愛思汽車内飾系統有限公司、寧波提愛思汽車内飾有限公司などが主な関係会社として担っています。
アジア・欧州
主に二輪車用シート及び樹脂部品等、四輪車用シート及び内装品等の製造販売を行っています。収益は、主要顧客以外への売上増加はあったものの、主要顧客向けの減産影響等により減収となりました。運営は、TS TECH TRIM PHILIPPINES, INC.、PT. TS TECH INDONESIA、TS TECH Poland sp. z o.o.などが主な関係会社として担っています。
| セグメント | 売上収益(2025年3月期) | 売上収益(2026年3月期) | セグメント利益(2025年3月期) | セグメント利益(2026年3月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 米州 | 2,636億円 | 2,613億円 | 61.1億円 | 14.7億円 | 0.6% |
| 日本 | 1,105億円 | 1,121億円 | 104億円 | 96.3億円 | 8.6% |
| 中国 | 708億円 | 562億円 | 74.5億円 | 67.7億円 | 12.1% |
| アジア・欧州 | 450億円 | 425億円 | △9.2億円 | △4.7億円 | △1.1% |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの売上収益は、直近5期で変動が見られ、当期は前期に比べて減少しました。営業利益も同様に変動しており、当期は前期から大きく減少しています。親会社の所有者に帰属する当期利益も減少傾向にあります。
主要顧客向けの減産影響や、主に米州における諸経費の増加が、売上収益および営業利益の減少に影響を与えました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上収益 | 3,500億円 | 4,092億円 | 4,417億円 | 4,605億円 | 4,423億円 |
| 営業利益 | 230億円 | 153億円 | 175億円 | 164億円 | 103億円 |
| 営業利益率 | 6.6% | 3.7% | 4.0% | 3.6% | 2.3% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 124億円 | 53.4億円 | 102億円 | 86.3億円 | 71.3億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 92.56 | 41.35 | 80.09 | 70.69 | 60.37 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上収益(連結)は前期からほぼ横ばいとなっています。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から減少しました。
これは、事業環境の不透明感や製造コストの上昇、諸経費の増加といった要因が、従業員あたりの収益性にも影響を与えていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上収益(連結) | 32.5百万円 | 32.6百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.2百万円 | 0.8百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
テイ・エス テックは、本業で資金を生み出しつつ、将来に向けた投資を継続している状況です。自己資本比率は高い水準を維持しており、財務基盤の安定性がうかがえます。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率や手元資金の状況から安定性が見られます。自己資本比率はプライム市場の製造業平均を上回る水準で推移しており、強固な財務体質を示しています。ROEは平均を下回るものの、手元資金も一定規模を維持しており、事業運営の安定性につながる要素です。これらの財務状況は、入社後の雇用や給与の安定性にも影響を与える可能性があります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 3,063億円 | 3,099億円 |
| 自己資本比率 | 70.8% | 73.3% |
| ROE(自己資本利益率) | 2.7% | 2.3% |
| 現金及び現金同等物 | 1,115億円 | 926億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローは、本業の活動を示す営業活動によるキャッシュフローがプラスで推移しています。しかし、前連結会計年度に比べると減少しています。これは、営業債権及びその他の債権の減少や棚卸資産の減少があった一方で、営業債務及びその他の債務の減少、法人所得税等の支払額の増加が影響しています。
投資活動によるキャッシュフローは、前連結会計年度に比べ支出が減少しました。これは定期預金の預入及び払戻による純増減額の変化が主な要因です。フリーキャッシュフローはマイナスとなっており、本業で得た資金を上回る投資を行っている状況を示しています。
財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得による支出の減少などにより、前連結会計年度に比べ支出が減少しています。全体として、同社グループは事業活動で資金を生み出しつつ、将来に向けた投資を継続している状況です。この資金の流れは、今後の事業成長や雇用・給与の安定性につながる可能性があります。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 287億円 | 226億円 |
| 投資CF | △359億円 | △237億円 |
| 財務CF | △314億円 | △227億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △71.5億円 | △11.1億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、連結売上収益に占める本田技研工業株式会社及び同社関係会社への販売依存度が高い状況です。同社グループの事業戦略や生産調整、販売動向の変化は、同社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。また、新たな競合先の台頭や既存競合先の競争力向上により、市場シェアが低下するリスクも認識されています。
③ 人材・組織に関するリスク
人材・組織に関するリスクの記載はありません。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
テイ・エス テックは、「人材重視」「喜ばれる企業」を経営理念とし、車室内空間全体で安心・安全・快適な“キャビン”を提供することを目指しています。社員一人ひとりが夢と情熱をもって活き活きと働くことができる企業であり続けることを重視しています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
同社グループは、「人材重視」と「喜ばれる企業」を経営理念としています。これは、人こそ企業の決め手と考え、働く者全てが活き活きと働くことができる企業でありたいという想いを表しています。
また、安全性だけでなく、快適さや感動を与えられる製品を車室内空間(キャビン)全体で提供し、社会と共に持続的な成長を続けることで、全てのステークホルダーから喜ばれる企業であり続けることを目指しています。2030年ビジョンには「Innovative quality company -新たな価値を創造し続ける-」を掲げています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
同社グループの経営理念は「TSフィロソフィー」としてグループ全体に共有され、社員一人ひとりが実践することで企業価値の向上に努めています。企業活動の根幹には「人こそ企業の決め手」という考え方があります。
人権尊重、人事評価・処遇、福利厚生、社員教育、職場環境など多岐にわたる領域において、社員が個性を活かし活き活きと活躍できる安全で快適な環境づくりと人材育成を基本方針としています。また、サステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティ領域全般に関する課題の審議とグループ全体のマネジメントを行っています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、第16次中期経営計画(2027年3月期~2029年3月期)において、「“稼ぐ力”を取り戻す」を経営方針に掲げ、成長戦略と機能戦略からなる5つの重点戦略に取り組んでいます。機能戦略では、DX推進による開発スピード向上と新技術創出、持続可能なサプライチェーンの構築、高効率生産体制の強化を推進しています。
サステナビリティへの取り組みも強化しており、持続可能な社会の実現に向けてマテリアリティ(重要課題)を特定し、中長期的な視点で目標を設定しています。具体的には、製品品質の向上、CO2排出量削減、多様な人材の確保・育成、社員のエンゲージメント向上などに取り組んでいます。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
テイ・エス テックは監査等委員会設置会社であり、取締役会は業務執行の監督と重要事項の決定を担っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
本田技研工業が筆頭株主であり、事業会社が主要な株主として同社グループを支えています。上位株主には複数の信託銀行も名を連ねており、安定した資本構成を示しています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 本田技研工業 | 21.88% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 9.55% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 4.68% |
| オカモト | 3.93% |
| SMBC信託銀行(三井住友銀行退職給付信託口) | 3.76% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は11名(男性8名・女性3名)で構成され、女性役員比率は27.3%です。代表取締役社長は鳥羽英二氏が務めています。社外取締役比率は45.5%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 鳥羽 英二 | 代表取締役 社長 | 1994年4月同社入社。開発・技術本部機種LPL室機種LPL、執行役員、アジア・欧州統括責任者、常務取締役、取締役常務執行役員開発・技術本部長、代表取締役専務執行役員開発・技術本部長、コンプライアンスオフィサーを経て、2026年4月より現職。 |
| 保田 真成 | 代表取締役 | 1982年4月同社入社。開発・技術本部設計部長、執行役員開発・技術本部副本部長、取締役開発・技術本部長、常務取締役開発・技術本部長、代表取締役専務取締役、代表取締役社長を経て、2026年4月より現職。 |
| 宗村 聡 | 取締役 専務執行役員 | 1986年4月同社入社。営業本部国際営業部長、営業本部事業開発部長、TS TECH(THAILAND)CO., LTD.社長、執行役員アジア地域本部長、常務執行役員営業・購買本部長、リスクマネジメントオフィサー、取締役常務執行役員営業・購買本部長を経て、2026年4月より現職。 |
| 須﨑 康清 | 取締役 専務執行役員 | 1990年4月同社入社。生産本部埼玉工場長、執行役員生産本部副本部長、取締役生産本部長、取締役常務執行役員生産本部長、リスクマネジメントオフィサー、取締役専務執行役員米州地域本部長を経て、2026年4月より現職。 |
| 内藤 浩 | 取締役 常務執行役員 | 1989年4月本田技研工業株式会社入社。南米本部地域事業企画室長、事業管理本部経理部長、経営企画統括部サステナビリティ企画部長、コーポレート管理本部事業管理統括部四輪・電動事業管理部長、同社執行役員事業管理本部長、取締役執行役員事業管理本部長を経て、2026年4月より現職。 |
社外取締役は、松下香織氏(株式会社K&Lコンサルティング代表取締役社長・取締役会議長)、和田浩美氏(株式会社HIROZ代表取締役)、林肇氏(さざんか法律事務所所長)、中田朋子氏(東京ヘリテージ法律事務所所長)、内藤憲一氏(元宇部エクシモ株式会社常勤監査役)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、独立社外取締役が取締役会の45.5%を占めています。社外取締役が取締役会議長を務めることで、客観的な視点から経営の透明性・公平性の強化と企業価値の向上を図っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社は、役員報酬を継続的な事業成長への意欲向上と透明性・合理性の確保を基本方針としています。報酬は固定報酬、短期インセンティブとしての業績連動報酬、中長期インセンティブとしての株式報酬で構成されています。年間報酬総額における構成割合は、基本報酬がおおよそ60%、業績連動報酬が25%、株式報酬が15%です。社外取締役および監査等委員である取締役は、独立した立場での監督・監査の役割を担うため、基本報酬のみとなっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 6名 | 2.6億円 | 42.8百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 2名 | 39百万円 | 19.5百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 57百万円 | 9.5百万円 |
なお、取締役の業績連動報酬は、当事業年度の取締役賞与引当額を記載しています。
連結報酬等の総額が1億円以上となる役員はいません。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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