【平均年収755万円】フランスベッドホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

【平均年収755万円】フランスベッドホールディングス 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年3月期)

フランスベッドホールディングスは、フランスベッド、翼などを傘下に持つ持株会社です。メディカルサービス事業とインテリア健康事業を手がけ、グループ連結従業員数は1,834名です。直近の業績は増収減益となりました。


目次

※本記事は、フランスベッドホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


フランスベッドホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は60名、グループ連結従業員数は1,834名です。

同社グループは、メディカルサービス事業とインテリア健康事業を主な事業内容としています。福祉用具や医療・介護用ベッドのレンタル・製造・卸売、ベッド・家具類・寝装品・健康機器等の製造・卸売を手がけており、連結子会社8社を中心に事業を展開しています。

主な国内グループ会社は、フランスベッド、フランスベッドファニチャー(インテリア健康)、フランスベッド販売(インテリア健康・その他)、翼(メディカルサービス)などです。

また、フランスベッドファニチャーは2026年7月1日を効力発生日としてフランスベッドを存続会社とする吸収合併により消滅する予定です。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


同社グループは、「創造と革新により『豊かさとやさしさ』のある暮らしの実現に貢献するヒューマンカンパニーを目指す」という経営理念を掲げています。この理念のもと、人材を中長期的な競争力の源泉と位置付け、多様性を尊重した働きがいのある職場環境づくりに取り組んでいます。若年層の育成と経験豊富な人材の活用を両立させながら、社員一人ひとりの成長とキャリア形成を支援する方針です。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


同社は、平均年齢が比較的高く、平均勤続年数も長めであることから、従業員が長期的に安定して勤務する傾向が見られます。経験豊富な人材が多数在籍し、組織の安定性に貢献していることがうかがえます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。

項目 数値
平均年間給与 7,549,338円
平均勤続年数 20.1年
平均年齢 47.1歳
単体従業員数 60人
連結従業員数 1,834人
単体のグループ内比率 3.3%


同社グループは、従業員の退職給付制度として、確定給付型と確定拠出型の両方を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度であり、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。

これらの制度は国内グループ会社に適用されています。退職一時金制度も設けられていますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、退職給付債務は73.0億円、年金資産は140億円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


同社グループは、福祉用具レンタル事業を中心とした事業拡大と持続的な成長のため、人材を中長期的な競争力の源泉と位置付けています。若年層の計画的な採用・育成と、経験豊富な人材の活用を両輪とした人材戦略を推進しています。特にメディカル部門では、事業拡大に伴う即戦力人材の確保に力を入れています。

従業員給与の決定においては、「従業員の生活の安定」と「企業の業績および生産性向上とのバランス」の両立を基本方針としています。物価動向や労働市場の状況、業績水準などを総合的に勘案し、継続的な賃上げを重視しています。直近10年間は毎年ベースアップを実施しており、企業収益の拡大を背景とした処遇改善に取り組んでいます。

多様性を尊重し、女性の採用・育成・活躍、障がい者の積極雇用、外国人労働者の雇用創造、高齢労働者への能力開発とスキルアップを重点テーマとしています。経営理念である「人にやさしいヒューマンカンパニー」の具現化を目指しています。

具体的な人材育成方針として、キャリアパスの設定、社内教育プログラムの充実、メンタリングプログラムの実施、フィードバック文化の確立、ワークライフバランスの重視を掲げています。従業員一人ひとりの成長とキャリア形成を支援し、働きがいのある環境整備を進めています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


提出会社単体の法定開示データです。男性労働者の育児休業取得率は、育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 17.4%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 78.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 78.4%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 35.5%

連結子会社の法定開示


主要事業会社3社の数値のみ掲載します。

▼ フランスベッド㈱

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 7.9%
男性労働者の育児休業取得率 45.2%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 67.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 81.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 83.3%


▼ フランスベッド販売㈱

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 11.8%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 64.0%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 68.6%
労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 73.1%


▼ 東京ベッド㈱

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 14.3%
労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) 77.9%
労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 73.8%

グループ全体(連結)


男女賃金差異(正社員)は、管理的地位にある労働者における女性社員の割合が低く、また女性の勤続年数が短い(女性11.3年、男性16.1年)ことが要因となっています。パート・有期労働者については、所定労働時間の短い女性社員が一定割合おり、また、相対的に賃金水準の高い男性の定年継続雇用社員が多いため、賃金の額に差異が発生しています。

指標 数値
管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 8.6%
男性労働者の育児休業取得率 50.0%
男女の賃金の額の差異(全労働者) 68.4%
男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) 78.7%
男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) 81.2%

ダイバーシティの目標


対象は連結会社です。

指標 2025年度実績 2030年度目標
総従業員に占める女性比率(非正規雇用を含む) 36.3% 35%以上
管理的地位にある労働者に占める女性比率 8.6% 15%以上
障がい者雇用率 3.0% 3.0%以上
育児休業取得率(女性) 100.0% 100%維持
育児休業取得率(男性) 50.0% 50%以上

男女間賃金差異の目標


対象は連結会社です。男女の賃金差異は、男性100%に対する女性の賃金割合を示しています。

指標 2025年度実績 2030年度目標
全労働者 68.4% 72.0%
うち、正社員 78.7% 82.0%
うち、パート・有期社員 81.2% 82.0%

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


フランスベッドホールディングスは持株会社として、主にメディカルサービス事業とインテリア健康事業を展開しています。同社グループは、人々の暮らしに役立つ製品やサービスを提供し、新たな価値の創造に挑戦し続けています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


同社グループは、医療・介護分野とインテリア分野の二つの柱で事業を展開しています。収益モデルとしては、製品の販売だけでなく、福祉用具のレンタル取引など、継続的なサービス提供による収益も特徴です。国内での事業が中心であり、海外売上高は連結損益計算書の90%を超えないため、海外比率は低い傾向にあります。

メディカルサービス

医療・介護用ベッドや福祉用具の製造、仕入、レンタル、小売、卸売、さらに病院・ホテル向けのリネンサプライを手掛けています。主力の福祉用具貸与事業が堅調に推移しており、病院・施設及びホテル向け物件取引も好調です。収益は、福祉用具のレンタルや製品の販売から得ています。前期と比較して売上高は増加しています。

インテリア健康

ベッド・家具類・寝装品・健康機器等の製造、仕入、卸売、戸別訪問販売、広告・展示会場設営を行っています。耐久消費財需要の低迷という厳しい環境下で、品質や機能性に価値を見出す層をターゲットとした商品戦略を推進しています。収益は、ベッドや家具などの製品販売から得ています。前期と比較して売上高は減少しています。

その他の事業セグメント

不動産賃貸等の事業を含んでいます。

セグメント 売上高(2025年3月期) 売上高(2026年3月期)
メディカルサービス 405億円 418億円
インテリア健康 195億円 194億円
その他の事業セグメント 5.7億円 5.6億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの過去5期間の売上高は増加傾向で推移しています。一方で、経常利益は直近の当期において減少となりました。これは、主力の福祉用具貸与事業の伸長や病院・施設、ホテル向け取引の好調により売上高は増加したものの、人件費の増加など販管費の増加が影響し、利益は減少したためです。

項目 2022年3月期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期 2026年3月期
売上高 544億円 586億円 592億円 606億円 618億円
経常利益 39.6億円 44.9億円 46.6億円 46.9億円 43.4億円
経常利益率 7.3% 7.7% 7.9% 7.7% 7.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 25.6億円 27.0億円 31.3億円 29.5億円 27.5億円
1株当たり当期純利益(円) 69.35 74.80 87.28 85.28 82.04

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は前期から増加しており、生産性の向上が見られます。一方で、従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から減少しています。これは、売上高の増加があったものの、販管費の増加が利益に影響したためと考えられます。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 33.4百万円 33.7百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 2.6百万円 2.4百万円

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


フランスベッドホールディングスは、本業で安定した資金を生み出し、投資活動を上回るフリーキャッシュフローを確保しています。これにより、財務基盤は堅実な状態にあると言えます。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


フランスベッドホールディングスは、自己資本比率がプライム市場の製造業平均と比較して高い水準にあり、財務基盤の安定性を示しています。一方で、ROE(自己資本利益率)はプライム市場平均を下回る水準となっています。手元資金は前期から減少しましたが、引き続き一定の現金を保有しています。

指標 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
純資産 406億円 402億円
自己資本比率 57.3% 59.3%
ROE(自己資本利益率) 7.5% 6.8%
現金及び預金 72.2億円 63.5億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


フランスベッドホールディングスは、当期において営業活動によるキャッシュフローが63.3億円の収入となりました。これは、税金等調整前当期純利益や減価償却費の計上、棚卸資産の減少などによるものです。前期と比較して収入は減少しており、主な要因は法人税等の支払額の増加、売上債権の増加、仕入債務の減少などが挙げられます。

投資活動によるキャッシュフローは、有価証券の取得や有形固定資産の取得などにより、43.2億円の支出となりました。前期と比較して支出額は減少しており、有価証券の取得による支出が減少したことが主な要因です。財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得やファイナンス・リース債務の返済、配当金の支払などにより、28.8億円の支出となりました。前期と比較して支出額は増加しており、自己株式の取得による支出が増加したことが主な要因です。

結果として、本業で得た資金が投資を上回るフリーキャッシュフローを確保しており、事業の安定性や将来への再投資余力がある状態を示しています。

項目 2025年3月期(前期) 2026年3月期(当期)
営業CF 74.5億円 63.3億円
投資CF △49.3億円 △43.2億円
財務CF △25.0億円 △28.8億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 25.2億円 20.1億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク

継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク

同社グループのメディカルサービス事業は、介護保険法に基づく介護保険制度に大きく依存しており、制度改定の内容によっては売上高が減少し、経営成績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。また、インテリア健康事業は景気動向や消費マインド、地価動向、住宅税制等の影響を受けやすい傾向にあります。市場の需要減少や競合による利幅縮小、取引先の経営悪化などにより、経営成績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

③ 人材・組織に関するリスク

同社グループは、継続的な事業拡大と安定成長のため、人材の確保と育成に努めています。しかし、必要な人員計画の未達や想定以上の人員流出による人材不足が発生した場合、業務効率の低下などにより経営成績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

④ 雇用安定性・リストラ

解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


フランスベッドホールディングスは、「創造と革新」を掲げ、人々の暮らしに「豊かさとやさしさ」を提供することを目指す企業グループです。持株会社としてグループ全体の総合力を高め、持続可能な社会への貢献を重視する経営を推進しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


同社グループは、「創造と革新により『豊かさとやさしさ』のある暮らしの実現に貢献するヒューマンカンパニーを目指す」ことを経営理念としています。消費者にご満足いただける付加価値の高い新商品・新サービスの提供に努めています。

また、グループ会社が持つ経営資源を効率的に活用し、グループ総合力の強化を通じて企業価値の向上を目指しています。事業を通じて人々の暮らしに役立つ製品やサービスを提供し、新たな価値創造に挑戦し続けることで、社会から100年を超えて存続を期待される企業を目指しています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、経営理念の実践に向けてグループ行動規範を体現できる人材の育成に力を入れています。社員が豊かな人間性を持ち、能力を最大限に発揮できるよう、健康で働きがいのある職場環境の整備に取り組んでいます。

サステナビリティ基本方針として、環境保全、社会貢献、ガバナンス、人材育成、人権尊重、安全衛生を掲げています。特に人材育成においては、キャリアパスの設定、社内教育プログラムの充実、メンタリングプログラムの実施、フィードバック文化の確立、ワークライフバランスの重視を通じて、「人にやさしいヒューマンカンパニー」の具現化を目指す方針です。

■(3) 経営課題と今後の重点テーマ


同社グループは、2026年度を最終年度とする中期経営計画において、3つの基本政策に取り組んでいます。一つ目は、高齢者を対象としたレンタルビジネスであるメディカルサービス事業への経営資源の重点投入です。

二つ目は、インテリア健康事業における高付加価値商品の開発と品質へのこだわりによる継続的な利益創出です。三つ目は、サステナビリティ経営の推進であり、具体的には循環型経済への貢献と人的資本経営の推進に注力しています。レンタル売上高の構成比率を増やし、製品の繰り返し利用や再生を通じて限りある資源の有効活用を目指しています。また、教育機会の提供や働きやすい環境整備を通じて、人的資本経営を推進しています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


フランスベッドホールディングスは監査等委員会設置会社であり、取締役会が経営の意思決定と監督を担っています。社外取締役が過半数を占める監査等委員会が、取締役会の監査・監督機能を強化する体制となっています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


フランスベッドホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主は個人であり、創業家やその関連会社が上位に名を連ねています。また、信託銀行や従業員持株会も主要な株主として同社グループを支えていることが特徴です。特定の株主グループが経営に影響力を持つ資本構成となっています。

株主名 持株比率
池田 茂 16.47%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口)(うち、投資信託400千株、年金信託2千株、その他1,801千株) 6.60%
有限会社しげる不動産 6.32%
渡部 惠美子 3.02%
早崎 静子 3.01%

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は9名(男性8名・女性1名)で構成され、女性役員比率は11.1%です。代表取締役会長兼社長は池田茂氏が務めています。社外取締役比率は44.4%です。

氏名 役職 主な経歴
池田 茂 代表取締役会長兼社長 経営全般・監査グループ担当・秘書グループ担当 1973年フランスベッド入社、1991年同社代表取締役副社長、1999年同社代表取締役社長兼営業本部長。2004年同社代表取締役社長、2019年より現職。
池田 一実 代表取締役副社長 経営企画グループ担当 2005年松下電器産業入社、2008年フランスベッド入社。2011年フランスベッド販売代表取締役社長、東京ベッド代表取締役社長。2021年より同社代表取締役副社長。
桑田 龍弘 取締役 経営企画グループ担当 1980年フランスベッド入社。2014年同社執行役員統括事業本部北日本事業部長。2021年よりフランスベッド取締役専務執行役員インテリア事業本部長、同社取締役。
長田 明彦 取締役 経理/総務グループ担当 1989年フランスベッド入社。2012年㈱翼取締役。2021年よりフランスベッド取締役執行役員管理本部長兼管理部長、同社取締役。2023年より現職。


社外取締役は、中村秀一氏(国際医療福祉大学大学院教授・監査等委員)、渡邊敏氏(渡辺特許法律事務所所長・監査等委員)、山下視希夫氏(元㈱島忠代表取締役社長・監査等委員)、大塚則子氏(大塚則子公認会計士事務所所長・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社を採用しています。独立性の確保された4名の社外取締役を含む5名の監査等委員で構成される監査等委員会により、取締役会の監査・監督機能の強化を図っています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


同社は、企業価値の持続的な向上と株主利益との連動を重視した役員報酬体系を採用しています。業務執行取締役の報酬は、固定報酬としての基本報酬、業績連動金銭報酬、そして株式報酬の3つの要素で構成されています。社外取締役の報酬は、その職責に鑑み固定報酬のみとしています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 5名 1.9億円 37.6百万円
監査等委員(社外除く) 1名 11百万円 11.0百万円
社外役員 4名 33百万円 8.2百万円


同社グループの役員報酬等の総額は2億3200万円で、対象となる役員の員数は10名です。なお、総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。