※本記事は、加賀電子株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月30日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
加賀電子グループは、半導体や一般電子部品、EMS(電子機器受託生産)の開発・製造・販売を主軸に、パソコンや家電などの情報機器販売、CG映像制作やアミューズメント関連商品の企画・開発、エレクトロニクス機器の修理・サポートなど多岐にわたる事業を展開しています。
単体従業員数は583名、連結従業員数は9,374名です。同社グループの事業セグメントは、電子部品事業、情報機器事業、ソフトウェア事業、その他事業の4つです。
主な国内グループ会社は、加賀テック(電子部品・電子機器等の販売)、加賀EMS十和田、協栄産業.、協栄システム.、協栄マリンテクノロジ.などです。
2025年7月にはTOBにより協栄産業が連結子会社となり、M&Aを通じた事業拡大を推進しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
加賀電子は、電子部品商社事業とEMS事業をグローバルに展開する企業です。同社グループでは、人財を最大の財産と捉え、人的資本への投資を経営の重要課題として位置付けています。多様な人財が能力を最大限に発揮できる環境づくりを推進し、業界No.1企業を目指す方針が示されています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均勤続年数が比較的長く、平均年齢も安定した水準にあることから、長期的なキャリア形成が可能な環境である傾向がうかがえます。従業員の定着を重視し、経験を積んだ人財が活躍している様子が示されています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,196,000円 |
| 平均勤続年数 | 13.9年 |
| 平均年齢 | 42.6歳 |
| 単体従業員数 | 583人 |
| 連結従業員数 | 9,374人 |
| 単体のグループ内比率 | 6.2% |
同社は確定給付年金制度と確定拠出年金制度を採用しており、一部の連結子会社では確定拠出年金制度、中小企業退職金共済制度、厚生年金基金制度、退職一時金制度も採用しています。退職一時金制度がありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
確定給付制度における退職給付債務は81.7億円、年金資産は86.6億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは「人こそが最大の財産」という考えのもと、人的資本への投資を経営の重要課題と位置付けています。グローバル競争に勝ち残る世界に通用する人財の育成と、多様な人財が能力を最大限発揮できる組織づくりを推進し、業界No.1企業を目指しています。
従業員報酬制度は、優秀な人財の確保・維持と従業員の成長促進、経営戦略の実現に資する基盤です。報酬構成は基本給与と賞与等で、基本給与は職務、役割、責務の大きさを踏まえた固定報酬、賞与は毎年の個人業績・会社業績を適切に反映します。年度の業績に応じて定期賞与以外に期末賞与も支給されます。
サステナビリティを重要な経営課題と捉え、「サステナビリティ委員会」を設置し、グループ横断的に推進しています。特に「人権を尊重し、人財を育成する」ことをサステナビリティ方針の一つとして掲げています。サステナビリティ委員会の下には「ダイバーシティ推進」を含む各専門委員会を配し、SDGsの取り組み強化のため専任部署としてサステナビリティ推進部を設置しています。ダイバーシティ推進委員会では、「ダイバーシティの推進」や「働き方改革」「健康経営」等に取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合は、女性活躍推進法の規定に基づき算出されています。男性労働者の育児休業取得率は、育児介護休業法の規定に基づき、配偶者の出産にともなう特別休暇を含めて算出されています。労働者の男女の賃金の額の差異は、女性の平均年間賃金÷男性の平均年間賃金×100%として算出されており、賞与および基準外賃金を含みます。賃金差異の要因として、2020年以前の女性総合職採用数の少なさや、一般職を希望する女性求職者の多さが挙げられています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 6.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 68.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 66.8% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 61.5% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。当社連結子会社では、同一資格・同一職務レベルにおける報酬体系及び採用・選考において男女間で差異を設けていませんが、一般職を希望する求職者に女性が多く、結果として採用者も女性が多くなることが、差異の要因となっています。今後も、女性管理職比率を上げていく事と女性総合職採用者人数を増やしていく事で、賃金差異の改善を図ってまいります。
▼ 加賀FEI株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 66.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 62.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 86.0% |
▼ 協栄産業株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 4.1% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 100.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 74.1% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 74.4% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 51.4% |
▼ 加賀EMS十和田株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 | 6.7% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.0% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(全労働者) | 59.9% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(正規雇用労働者) | 66.5% |
| 労働者の男女の賃金の額の差異(パート・有期労働者) | 91.7% |
多様性・登用
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性の管理職への登用(連結) | 15.2% |
| 外国人の管理職への登用(連結) | 28.3% |
| 中途採用者の管理職への登用(連結) | 49.1% |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
加賀電子グループは、エレクトロニクス業界において多角的な事業を展開しています。電子部品の供給から情報機器の販売、ソフトウェア開発、さらには修理・サポートまで、幅広い領域で顧客のニーズに応えるビジネスモデルを構築しています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、電子部品事業、情報機器事業、ソフトウェア事業、その他事業の4つの報告セグメントで事業を展開しています。各事業がそれぞれの専門性を活かし、収益を上げています。
電子部品事業
半導体や一般電子部品、EMS(電子機器の受託生産サービス)の開発、製造、販売を行っています。部品販売ビジネスでは、メモリの需給逼迫に対応したスポット販売に積極的に取り組みました。EMSビジネスでは、海外生産拠点の設備増強が売上増加に貢献しています。当連結会計年度においては、協栄産業株式会社が連結子会社に加わったことも影響しています。
情報機器事業
パソコン、PC周辺機器、各種家電、写真・映像関連商品、オリジナルブランド商品などの完成品の販売を手掛けています。教育機関向けや量販店向けのパソコン販売が好調に推移し、セキュリティソフト販売も売上を押し上げました。
ソフトウェア事業
CG映像制作やアミューズメント関連商品の企画・開発を行っています。ゲーム向けやアミューズメント機器向けのCG映像制作に注力していますが、前期に計上した大型受注案件の反動減により、当連結会計年度は減収となりました。
その他事業
エレクトロニクス機器の修理・サポート、アミューズメント機器の製造・販売、スポーツ用品の販売などを行っています。パソコン製品や周辺機器のリサイクル・リユースビジネスが好調に推移しました。米国向けアミューズメント機器ビジネスも年間を通じて増収を維持しています。
同社グループの売上高は、国内と海外の両方から得られています。当連結会計年度の海外売上高は全体の約39.4%を占めており、グローバルな事業展開を進めていることがうかがえます。また、特定の顧客への売上高が連結損益及び包括利益計算書の売上高の10%以上を占めることはありません。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 電子部品事業 | 4,729億円 | 5,688億円 |
| 情報機器事業 | 427億円 | 542億円 |
| その他事業 | 288億円 | 326億円 |
| ソフトウェア事業 | 33.9億円 | 33.1億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
加賀電子グループの直近5期間の業績は、売上高および各段階利益において変動が見られます。当連結会計年度は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のすべてにおいて前期から増加しました。特に売上高と親会社株主に帰属する当期純利益は、3期ぶりに過去最高を更新する結果となりました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,958億円 | 6,081億円 | 5,427億円 | 5,478億円 | 6,589億円 |
| 経常利益 | 215億円 | 327億円 | 260億円 | 226億円 | 299億円 |
| 経常利益率 | 4.3% | 5.4% | 4.8% | 4.1% | 4.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 154億円 | 231億円 | 203億円 | 171億円 | 311億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 288.23 | 439.32 | 387.30 | 325.08 | 627.71 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
加賀電子グループの従業員1人あたりの売上高は、当期において前期から増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も前期から増加する傾向を示しています。これらの指標の改善は、組織全体の生産性が向上していることを示しており、事業活動が効率的に行われている状況がうかがえます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 64.0百万円 | 70.3百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 2.8百万円 | 3.0百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
加賀電子は、積極的な事業展開と投資を通じて成長を目指しており、その財務状況は現在の経営戦略を反映しています。手元資金の状況やキャッシュフローの動きから、同社グループの安定性と将来性について見ていきましょう。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率は前期から減少しているものの、プライム市場の製造業平均に近い水準を維持しています。ROEはプライム市場平均を上回っており、収益性の高さを示しています。手元資金は増加傾向にあり、不況時の耐性も一定程度確保されている状況です。これらの財務指標は、同社グループが事業活動を継続していく上での安定した基盤を持っていることを示しています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 1,664億円 | 1,835億円 |
| 自己資本比率 | 54.4% | 45.5% |
| ROE(自己資本利益率) | 10.8% | 17.8% |
| 現金及び預金 | 802億円 | 897億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当期の営業活動によるキャッシュフローは、大口のスポット販売に伴う売上債権の増加により支出となりました。これは一時的な運転資金の増加を示しています。投資活動によるキャッシュフローは、連結子会社株式の取得により支出が継続しており、事業拡大に向けた投資が活発に行われている状況です。
財務活動によるキャッシュフローは、短期借入金の増加により収入に転じています。フリーキャッシュフローはマイナスとなっており、本業で得た資金を上回る投資を行っている成長投資フェーズにあることがうかがえます。このような資金の流れは、同社グループが将来の成長に向けて積極的に事業基盤を強化していることを示しており、長期的な視点での雇用安定性や成長性が期待されます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 250.5億円 | △24.7億円 |
| 投資CF | △99.7億円 | △34.7億円 |
| 財務CF | △73.4億円 | 203.3億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 150.8億円 | △59.4億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループの主要事業である電子部品事業は、販売している国や地域の経済環境の影響を受けます。主要市場における景気の変動や需要の拡大・縮小は、同社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
また、エレクトロニクス関連商品の市場は競争が激しく、技術革新や顧客ニーズの変化、頻繁な新商品の参入が特徴です。低価格競争や新規参入業者の増加に対応できない場合、同社グループの業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループが属するエレクトロニクス業界は競争が激しく、技術革新や顧客ニーズの変化が特徴です。国内外の多くの顧客へ価値を提供し続けるためには、優秀な人財の採用・育成が不可欠であり、これができない場合には業績および財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
加賀電子は、「すべてはお客様のために」という経営理念を掲げ、エレクトロニクスの総合商社として事業を展開しています。グローバル競争に勝ち残り、我が国業界No.1企業を目指すことをビジョンとしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
加賀電子グループは、「すべてはお客様のために」を経営理念としています。この理念のもと、我が国業界No.1企業、そしてグローバル競争に勝ち残る企業を目指すことをビジョンとしています。
創業以来、お客様の多様なニーズに応えることで事業領域を拡大し、独立系商社の強みを活かした電子部品・半導体販売から、EMSビジネス、製品の企画・開発支援、ソフトウェア・映像制作、ネットワークソリューション、システムサポートまで、国内外で幅広いサービスを提供しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
加賀電子グループでは、行動指針として「F.Y.T.(ファイト)」(変化に柔軟に、常に若々しく、果敢に挑戦する)、「3G(スリージー)」(あらゆるものを、グローバルに、総合力を活かして)、そして「加賀イズム」(経営マインド・営業マインド・社会人としての心構え)を掲げています。
また、「すべてはお客様のために」の経営理念のもと、持続可能な社会の実現とグループの成長の両立を目指すサステナビリティ経営を推進しています。事業活動を通じた環境課題への取り組み、人権尊重と人財育成、社会との相互信頼の確立を重視する企業風土です。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
加賀電子グループは、「中期経営計画 2027」において、収益性と資本効率を重視した経営により企業価値を高めることを基本方針としています。重点施策の一つとして「SDGs 経営の推進」を掲げ、サステナビリティ中長期経営計画に基づきESGに関連する経営課題への対応を加速しています。
具体的には、「クリーンな地球環境を作る」「働きやすい会社、豊かな社会を作る」「持続可能な経営基盤を作る」「持続的な事業成長を実現する」というマテリアリティ(重要課題)に取り組んでいます。これらを通じて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指しています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
加賀電子は、2025年6月に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しました。これにより、経営の監督機能と業務執行機能の分離を促進し、実効性の高い監督体制の実現を目指しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
加賀電子の株主構成を見ると、筆頭株主は信託銀行である日本マスタートラスト信託銀行(信託口)です。また、従業員持株会も上位株主として名を連ねています。特定の株主が過半数を占めるような状況ではなく、幅広い株主によって支えられている資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 11.77% |
| OKOZE | 7.72% |
| 加賀電子従業員持株会 | 6.52% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性11名・女性1名)で構成され、女性役員比率は8.3%です。代表取締役社長執行役員は門良一氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 塚本 勲 | 代表取締役 会長執行役員 | 1968年2月 加賀電子(個人経営)を創業。1968年9月 同社設立 代表取締役社長。2007年4月 代表取締役会長。2023年6月 代表取締役 会長執行役員より現職。 |
| 門 良一 | 代表取締役 社長執行役員 | 1980年3月 同社入社。1995年6月 取締役。2014年4月 代表取締役社長。2023年6月 代表取締役 社長執行役員より現職。 |
| 塚本 剛 | 取締役 上席執行役員 | 1987年4月 同社入社。2005年4月 KAGA (H.K.) ELECTRONICS LIMITED 取締役社長。2016年4月 執行役員 経営企画室長。2025年6月 取締役 上席執行役員 加賀FEI 代表取締役 社長執行役員より現職。 |
| 石原 康広 | 取締役 上席執行役員 管理本部長 | 1987年4月 同社入社。2012年4月 管理本部経理部長。2018年4月 執行役員 管理本部経理部長。2023年4月 上席執行役員 管理本部長。2025年6月 取締役 上席執行役員 管理本部長より現職。 |
| 糀谷 仁志 | 取締役 上席執行役員 経営企画室長 | 1992年4月 同社入社。2019年4月 経営企画室長。2020年4月 執行役員 経営企画室長。2025年6月 取締役 上席執行役員 経営企画室長より現職。 |
社外取締役は、三吉暹氏(元トヨタ自動車代表取締役副社長)、橋本法知氏(元三菱電機取締役専務執行役・指名委員長・報酬委員長)、吉田守氏(元パナソニックホールディングス常務取締役)、橘内進氏(橘内公認会計士事務所代表・Asia Alliance Partner代表取締役)、佐藤陽一氏(アルファパートナーズ法律事務所弁護士)、大柳京子氏(社会保険労務士法人さくらマネジメントオフィス代表)です。
同社は監査等委員会設置会社であり、取締役会における監督機能の強化を図っています。独立した立場の社外取締役が経営に意見を反映することで、取締役会の実効性を高める体制を構築しています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
加賀電子の役員報酬は、業務執行取締役に対しては基本報酬、業績連動報酬、および株式報酬で構成されています。一方、社外取締役および監査等委員である取締役は、その職責に鑑み基本報酬のみで構成されています。業績連動報酬は、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の達成度合いに応じて支給され、株式報酬は譲渡制限付株式として付与されます。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 6名 | 8.2億円 | 1.37億円 |
| 監査役(社外除く) | 1名 | 5百万円 | 5.0百万円 |
| 社外役員 | 6名 | 51百万円 | 8.5百万円 |
なお、報酬の対象となる役員の人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
個人別報酬が開示されている役員は、塚本勲氏(3.57億円)、門良一氏(2.54億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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