※本記事は、アルフレッサ ホールディングス株式会社 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月23日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
アルフレッサ ホールディングスは持株会社であり、単体従業員数は67名、グループ連結従業員数は12,525名です。
同社グループは、医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料などの卸販売を主軸に、一般用医薬品等の卸販売、医薬品等の製造販売、および調剤薬局の経営を主要な事業として展開しています。連結子会社17社を中心に、幅広いヘルスケア領域をカバーしています。
主な国内グループ会社は、アルフレッサ、医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料、医療材料、SPD事業、医療用検査試薬、研究試薬、福祉介護用品、医療用医薬品などです。
アルフレッサ ホールディングスは、2025年11月にバイオシミラー製造の合弁会社設立契約を締結し、2026年1月には海外バイオ医薬品企業の日本参入支援プラットフォーム「PATH-Solution」を開始しました。さらに、2025年9月と2026年3月には複数の医療機器専門商社を子会社化し、事業領域を拡大しています。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
アルフレッサ ホールディングスは、ヘルスケアコンソーシアムの実現を目指す中で、人財を最も重要な資産と位置付けています。グループ全体で多様な人財の活躍を推進し、働きがいのある環境づくりに注力していることがうかがえます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
アルフレッサ ホールディングスは、平均勤続年数が比較的長く、従業員の定着が進んでいる傾向が見られます。平均年齢も高めであり、経験豊富な人材が多数在籍していることがうかがえます。
なお、同社は持株会社であり、傘下の関係会社は以下のデータと同水準とは限りません。各社の求人情報や口コミサイト等を別途参照してください。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,386,723円 |
| 平均勤続年数 | 14.0年 |
| 平均年齢 | 46.6歳 |
| 単体従業員数 | 67人 |
| 連結従業員数 | 12,525人 |
| 単体のグループ内比率 | 0.5% |
なお、直近の主要子会社のデータは以下の通りです。
| 会社名 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 平均年間給与 |
|---|---|---|---|
| アルフレッサ株式会社 | 46.7歳 | 17.9年 | 5,693,338円 |
| アルフレッサ ファーマ株式会社 | 44.1歳 | 14.0年 | 5,641,574円 |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の退職給付制度を設けています。これらの制度は、当社および一部の連結子会社に適用されています。
退職一時金制度もありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。
確定給付制度における退職給付債務は263億円、年金資産は310億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは「人財こそが成長の原動力」という信念のもと、25-27中期経営計画の「総合力で未来を切り拓く」という経営戦略と連動した人財戦略を推進しています。高い専門性を備えたプロフェッショナル人財の確保・適正配置、管理職のマネジメント力向上、グループ間人財交流を通じて、グループシナジーの発揮を目指しています。
報酬は月例給与と、会社業績および個人の成果に連動して支給される賞与で構成されています。報酬水準は、外部市場・競合企業の動向、物価上昇、社員の生活安定等の観点から総合的に判断して決定されています。人財確保のため、競争力のある給与設計や初任給の引き上げにも取り組んでおり、提出会社では新規事業開発人財に対して高めの処遇を設定しています。
人財育成においては、「挑戦心」「適応力」「高い倫理観」「強い使命感」「高い専門性」の5点を人財要件として定めています。これらを軸に、未来人財の育成、マネジメント力の育成、新たな時代への企業風土づくりに重点的に取り組んでいます。タレントマネジメントシステムを活用した人的資本の可視化や、グループ会社間での人財交流、公募制度の整備も進められています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データは開示されていません。
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ アルフレッサ株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 3.2% |
| 男性労働者の育児休業取得率(正規雇用労働者) | 60.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 77.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 78.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 85.4% |
▼ アルフレッサ ファーマ株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 17.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率(正規雇用労働者) | 88.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 70.9% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 77.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 69.5% |
▼ アルフレッサ システム株式会社
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 29.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 83.2% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 76.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 73.9% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 7.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率(正規雇用労働者) | 74.3% |
| 男性労働者の育児休業取得率(パート・有期労働者) | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 58.0% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用) | 63.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(非正規雇用) | 64.6% |
DE&I推進・女性活躍推進
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合(2023年3月期実績) | 4.9% |
| 管理職に占める女性労働者の割合(2024年3月期実績) | 5.6% |
| 管理職に占める女性労働者の割合(2025年3月期実績) | 6.6% |
| 管理職に占める女性労働者の割合(2026年3月期実績) | 7.0% |
| 管理職に占める女性労働者の割合(2026年3月期目標) | 6.0%以上 |
| 管理職に占める女性労働者の割合(2031年3月期目標) | 10.0%以上 |
社員エンゲージメントの向上
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| eNPSスコア向上(22-24中期経営計画期間) | 4.9ポイント |
| eNPSスコア向上目標(25-27中期経営計画期間) | 3.0ポイント以上 |
有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
アルフレッサ ホールディングスは、持株会社としてグループ全体の経営方針策定と経営計画立案を担っています。同社グループは、医療用医薬品等の卸売、一般用医薬品等の卸売、医薬品等の製造販売、および調剤薬局の経営を主たる事業としています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
アルフレッサ ホールディングスは、医薬品サプライチェーンを多角的に支える事業を展開しています。医療用医薬品や医療機器・材料の卸売を主力とし、一般用医薬品の卸売、医薬品の製造販売、調剤薬局の経営も行っています。これらの事業を通じて、必要な医薬品を安定的に供給することに貢献しています。
同社グループの収益は、主に医療用医薬品等の卸売、セルフメディケーション製品の卸売、医薬品等の製造販売、そして調剤薬局の運営から得られています。各事業セグメントは、それぞれの専門性を活かして収益を上げています。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品、医療用検査試薬、医療機器・材料等の卸販売を行っています。収益は、医療機関や薬局への医薬品・医療機器等の販売から得ています。運営は、アルフレッサが行っています。
セルフメディケーション卸売事業
一般用医薬品等の卸販売を行っています。収益は、ドラッグストアなどへの一般用医薬品やサプリメント等の販売から得ています。運営は、アルフレッサ ヘルスケアが行っています。
医薬品等製造事業
医薬品、医療用検査試薬、医薬品原薬、医療機器・用具等の製造販売を行っています。収益は、自社製品の製造販売や受託製造から得ています。運営は、アルフレッサ ファーマが行っています。
調剤薬局等事業
主に調剤薬局の経営を行っています。収益は、調剤報酬やその他サービスから得ています。運営は、アポクリートが行っています。
同社グループの売上高は、本邦の外部顧客への売上高が連結損益及び包括利益計算書の売上高の90%を超えており、国内市場が主要な収益源となっています。特定の顧客への収益集中は見られません。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 医療用医薬品等卸売事業 | 2兆6,211億円 | 2兆7,631億円 |
| セルフメディケーション卸売事業 | 2,653億円 | 2,666億円 |
| 医薬品等製造事業 | 377億円 | 372億円 |
| 調剤薬局等事業 | 370億円 | 372億円 |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績は、売上高が継続的に増加傾向にあります。経常利益は変動が見られるものの、親会社株主に帰属する当期純利益は直近で大きく増加しました。これは特別利益の計上が主な要因となっています。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2兆5,856億円 | 2兆6,961億円 | 2兆8,585億円 | 2兆9,611億円 | 3兆1,041億円 |
| 経常利益 | 326億円 | 328億円 | 400億円 | 405億円 | 386億円 |
| 経常利益率 | 1.3% | 1.2% | 1.4% | 1.4% | 1.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 322億円 | 258億円 | 296億円 | 274億円 | 417億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 153.57 | 127.42 | 154.13 | 147.54 | 229.64 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期から増加しています。これは、連結従業員数が増加する中で、売上高がそれを上回る伸びを示したことによるものです。従業員1人あたり営業利益(連結)は前期から減少しており、売上高の増加に対して営業利益の伸びが追いついていない状況を示しています。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 237.8百万円 | 247.8百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 3.1百万円 | 2.9百万円 |
業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
アルフレッサ ホールディングスは、堅実な財務基盤と安定したキャッシュフローを維持しており、事業活動を通じて着実に資金を生み出しています。これにより、将来に向けた投資余力も確保されている状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
アルフレッサ ホールディングスの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の非製造業平均を上回る水準で推移しており、安定した状態を示しています。ROE(自己資本利益率)は前期から改善し、プライム市場平均に近い水準となっています。また、手元資金として豊富な現金及び預金を保有しており、事業運営における資金の安定性が確保されています。これらの財務状況は、同社グループが安定した事業運営を継続し、従業員の雇用や給与水準を維持していく上での基盤となります。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 4,822億円 | 5,079億円 |
| 自己資本比率 | 33.5% | 33.7% |
| ROE(自己資本利益率) | 5.7% | 8.4% |
| 現金及び預金 | 1,771億円 | 1,931億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
アルフレッサ ホールディングスのキャッシュフローは、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローが前期から大きく増加し、385.7億円のプラスとなりました。これは、税金等調整前当期純利益の増加や運転資本増減の影響によるものです。投資活動によるキャッシュフローは、物流センター建設等の設備投資に伴う支出があったものの、保有株式売却による収入が増加したことで、前期よりも減少幅が縮小し、△87.2億円の減少となりました。
その結果、事業活動と投資活動を合わせたフリーキャッシュフローは、前期のマイナスからプラスに転じ、298.5億円の増加となっています。財務活動によるキャッシュフローは、配当金の支払いがあったものの、前期にあった自己株式取得による支出がなかったため、減少幅が縮小し、△140.5億円の減少となりました。これらの資金の流れは、同社グループが本業で安定的に資金を創出し、将来への投資を行いながらも、手元資金を増やしている状況を示しており、従業員の雇用や給与の安定性、そして今後の成長性につながる基盤が構築されていると言えます。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 56.4億円 | 385.7億円 |
| 投資CF | △249.2億円 | △87.2億円 |
| 財務CF | △235.3億円 | △140.5億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | △192.8億円 | 298.5億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループが主に事業を展開する医療用医薬品業界は、健康保険制度や医療行政の影響を強く受ける事業構造です。高齢化の進展に伴う社会保障費の増加傾向に対し、医療費抑制を目的とした様々な医療制度改革が実施されており、経営成績等に重大な影響を与える可能性があります。また、主要取扱商品である医療用医薬品の価格は、厚生労働大臣の告示によって公定されており、市場の実勢価格や需要動向に応じて定期的に引き下げ改定が行われるため、同社グループの経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループの調剤薬局等事業では、調剤業務が薬剤師に大きく依存しており、薬剤師法や医薬品医療機器等法により薬剤師の配置人数が厳しく規制されています。そのため、営業時間を通じて必要人員数が確保されない場合、薬局の維持や新規開設に支障をきたし、経営成績等に影響を与える可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
アルフレッサ ホールディングスは、人々のいきいきとした生活を創造し、健康に関するあらゆる分野の商品・サービスを提供する「ヘルスケアコンソーシアム®」の実現を目指しています。グループ理念とサステナビリティ基本方針に基づき、社会価値の創造と持続的な企業価値向上を追求する企業です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
アルフレッサ ホールディングスは、「すべての人に、いきいきとした生活を創造しお届けします」というグループ理念を掲げています。その実現に向け、「健康に関するあらゆる分野の商品・サービスを提供できるヘルスケアコンソーシアム®」を目指す姿としています。
2032年度を目標とする中長期ビジョンでは、「健康寿命の延伸」「地域医療への貢献」「ヘルスケア・イノベーション」を通じた社会価値創造を掲げています。同社グループは、「25-27中期経営計画 Vision2032 Stage2 ~総合力で未来を切り拓く~」を策定し、このビジョンの実現に取り組んでいます。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
アルフレッサ ホールディングスは、グループ理念である「すべての人に、いきいきとした生活を創造しお届けします」を基盤としています。「人財こそが成長の原動力」という信念のもと、人的資本を重要な経営資源と認識しています。
同社グループでは、共に働く人々の共通の価値観や行動原則として「グループ人財要件」を定めています。具体的には、「挑戦心」「適応力」「高い倫理観」「強い使命感」「高い専門性」の5点を求める人財要件としています。
また、「アルフレッサグループ ダイバーシティ方針」に基づき、多様な人財の活躍を通じて企業価値向上を図る企業風土です。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
同社グループは、企業価値の向上を優先的に対処すべき事業上の課題としています。中長期ビジョンの実現に向けた「25-27中期経営計画」において、サステナビリティ経営の推進を重点テーマの一つとしています。
経営の根幹にサステナビリティを位置付け、8つの重要課題を特定し、事業運営と経営判断の基盤として活用しています。医薬品・ヘルスケア流通の社会インフラを担う企業として、医薬品等の安定供給を中核に、人財、環境、ガバナンスに関する取り組みを事業活動と一体で推進しています。社会課題の解決に貢献し、持続的な企業価値の向上を目指しています。
会社が掲げる価値観と現場の実態が一致しているかどうかは、社員・OBOGの口コミが参考になります。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
アルフレッサ ホールディングスは、監査等委員会設置会社として、監査等委員会が取締役の職務執行を監査する体制を採用しています。経営の意思決定・監督機能と業務執行機能を明確にするため、執行役員制度を導入しています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
アルフレッサ ホールディングスの株主構成を見ると、筆頭株主は信託銀行であり、複数の海外機関投資家や信託銀行が上位に名を連ねています。また、同社の社員持株会も大株主の一つとして位置しています。特定の創業家や事業会社が突出して強い影響力を持つというよりは、多様な機関投資家によって支えられている資本構成となっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 13.71% |
| NORTHERN TRUST CO.(AVFC)RE SILCHESTER INTERNATIONALINVESTORS INTERNATIONALVALUE EQUITY TRUST | 5.38% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 4.58% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は12名(男性9名・女性3名)で構成され、女性役員比率は25.0%です。代表取締役社長は荒川隆治氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 荒川 隆治 | 代表取締役社長 | 1987年山之内製薬入社、1999年アルフレッサ入社。2009年アルフレッサ代表取締役社長を経て、2020年より同社代表取締役社長。2025年よりアルフレッサ代表取締役会長。 |
| 福神 雄介 | 代表取締役副社長医療用医薬品等卸売事業・海外事業担当 | 2000年福神入社。2020年アルフレッサ代表取締役社長。2025年より同社代表取締役副社長医療用医薬品等卸売事業・海外事業担当。 |
| 大橋 茂樹 | 取締役常務執行役員事業戦略担当(事業企画・トータルサプライチェーンサービス企画管掌) | 1988年昭和薬品入社。2020年同社常務執行役員グループ事業担当。2025年より同社取締役常務執行役員事業戦略担当。 |
| 田中 敏樹 | 取締役常務執行役員コーポレート担当(総務・財務企画・コーポレートコミュニケーション管掌) | 1986年三和銀行入行。2015年アルフレッサ入社。2022年同社常務執行役員。2025年より同社取締役常務執行役員コーポレート担当。 |
| 島田 浩一 | 取締役 | 1982年日本商事入社。2017年アルフレッサ ファーマ代表取締役社長執行役員。2018年より同社取締役。2025年よりアルフレッサ ファーマ代表取締役会長執行役員。 |
社外取締役は、木下学氏(元日本電気シニアオフィサー・住友金属鉱山社外取締役・明電舎社外取締役)、竹内淑恵氏(法政大学名誉教授)、國政貴美子氏(元ベネッセホールディングスCHO・三菱食品社外取締役)、伊東卓氏(弁護士・伊東・早稲本法律事務所開設・日本住宅保証検査機構社外取締役)、木﨑博氏(元三菱商事常勤監査役・元三菱食品常勤監査役・アウトソーシング社外取締役)、飯塚幸子氏(ラウレア代表取締役・BeeX社外監査役・センクサス監査法人代表社員)です。
同社は会社法上の機関設計として監査等委員会設置会社を採用しており、監査等委員会が取締役の職務執行を監査しています。社外取締役は、企業経営者としての経験や社会・経済動向に関する高い見識、法令遵守や財務・会計に関する専門性を持つ者から選任され、取締役会の意思決定と経営監督の妥当性・適正性を確保する役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
アルフレッサ ホールディングスの役員報酬は、役位別の基準額を定めており、外部専門機関の報酬データや公表資料データを参考に、同業他社や同規模の異業種他社の水準を踏まえて検討されています。業務執行取締役の報酬は、固定報酬に加えて、各事業年度の業績目標達成度に応じた業績連動型の賞与と、中長期的な企業価値向上を目的とした業績連動型の株式報酬(役員報酬BIP信託または株価連動報酬)で構成されています。非業務執行取締役および監査等委員である取締役の報酬は固定報酬のみです。業績連動報酬の算定には、連結営業利益額や親会社株主に帰属する当期純利益額が指標として用いられています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 7名 | 1.9億円 | 27.1百万円 |
| 監査等委員(社外除く) | 1名 | 19百万円 | 19.0百万円 |
| 監査役(社外除く) | 2名 | 11百万円 | 5.5百万円 |
| 社外役員 | 8名 | 71百万円 | 8.9百万円 |
業績連動報酬には、当事業年度に係る引当金の繰入額・戻入額を含めて記載しております。同社グループの役員報酬等の総額は2.91億円であり、対象となる役員の員数は18名です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。
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