損益計算書(PL):売上収益6.7兆円、粗利率9.4%
2019年3月期の決算短信によると、豊田通商の連結売上収益は6兆7627億円で、前期比4.2%。非常に大規模ですが、売上原価も6兆1242億円と巨額にのぼっています。
その結果、売上総利益は6384億円。粗利率は9.4%と低い値に収まっています。ただし、これは豊田通商が国際会計基準(IFRS)を採用しており、売上収益が売上高よりも低くなることも一因になっています。
販売費及び一般管理費は4232億3000万円で、営業利益は2152億円。営業利益は前期比17.8%増となっているものの、営業利益率は3.2%、前期比0.4ptのアップにとどまっています。
セグメント分析:利益率は自動車が最も高い
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2019年に編集部員として当サイトに参画、企業口コミサイト「キャリコネ」担当を経て、2025年に復帰。過去に培った高度なデータハンドリングスキルと情報検証能力を活かし、発信する企業研究コンテンツの企画・品質管理を統括。データの裏付けに基づいた信頼できる情報提供を重視しています。