【平均年収519万円】カヤック社員の給与明細の中身

【平均年収519万円】カヤック社員の給与明細の中身

【年収のひみつシリーズ】平均年収はどれくらい?年棒それとも月給制?ボーナスは年何回?などの給与体系についての素朴な疑問を、取材データや口コミの内容を通じてお答えします。


今回取り上げるのはソーシャルゲームと企業向けネット広告制作を2本柱に古都鎌倉で活躍するクリエイター集団。サイコロ給など独自の人事制度も話題のカヤックです。

業績に影響されやすい給与制度

2018年12月期の有価証券報告書によると、カヤックの平均年収は519.1万円です。2015年から5年間では、440万円台から530万円台の間で推移しています。

2014年12月期では440万円だった平均年収ですが、2017年12月期では530万円にまで上昇しています。社員数、平均年齢、平均勤続年数も高くなっていることを考慮しても順調に上がっていったことがわかります。しかし、2018年12月期では519万円に低下。これは当期が赤字に転落したためです。業績が反映されやすい給与制度だということがうかがえます。

2014年12月 440.3万円 (平均年齢 29.2歳)
2015年12月 475.9万円 (平均年齢 29.7歳)
2016年12月 514.3万円 (平均年齢 29.8歳)
2017年12月 530.1万円 (平均年齢 30.8歳)
2018年12月 519.1万円 (平均年齢 31歳)
(出典:有価証券報告書)

プロデューサー就任で約550万円

カヤックでは役職によって大体の年収目安があります。
エンジニアで在籍年数3年未満(役職なし)では、年収は約300万円程度。在籍年数6年でリーダーになった場合は約450万円。在籍年数10年以上でプロデューサーになると、約550万円になります。

実際の給与明細を見比べると、目安では見えてこなかった驚きの現実が!

カヤック社員の給与明細(キャリコネ)

役職が上がると同職種でも差がつく!

20代クリエイティブ職(非管理職)の 給与明細

20代クリエイティブ職(管理職)の 給与明細

「サイコロ給」「鎌倉手当」

カヤックの給与は年俸制を採用しています。
給料以外では「サイコロ給」「プロデューサー賞与」「鎌倉住宅手当」という制度があります。サイコロ給とは、給料日前に社員自身がサイコロを振り、その出目に応じた金額が半年に1度、まとめて追加支給される制度です。これにより、サイコロの出目×1%が基本給に加算されるので、たとえば月給30万円の社員が6の目を振り出せば、30万円×0.06%=1万8000円となります。
プロデューサー賞与とは、プロデューサーが各事業の業績に応じた賞与原資を、自分の事業部の社員に割り振るもので、年4回支給されます。
また、鎌倉手当とは、開発拠点の鎌倉・逗子に住む社員に対し、家賃の一部を補助する制度です。

口コミには年収の実態を如実に表す証言がありました。

カヤック社員の口コミ(キャリコネ)

うまくアピールできれば評価は上がる?

「上司による査定以外に、同じ職種の社員全員からのランキング付けがある。 新卒は最低ランクからスタートになるが、意欲を持って仕事に取り組み、それを…

業界的に妥当な平均年収

では同業他社とでは平均年収がどれほど違うものなのでしょうか。
今回は売上高が似ているバンク・オブ・イノベーションとenishiと比較します。

まずは、バンク・オブ・イノベーション。この会社はカヤックと同じくスマホゲームアプリを得意としており、国内のみならず、台湾・香港・マカオなど、アジア各地でも配信しています。同社の平均年収は481万円。カヤックに比べ平均年齢がやや低く、純利益も少ないことが影響しているかもしれません。

次にenishです。この会社もソーシャルゲームアプリの開発が事業の中心です。芸能人やアニメとのコラボ、経営シミュレーション系ゲームを得意としています。平均年収は535万円。同社は4期連続赤字と業績は不調ですが、平均年齢が35.7歳と他社に比べて高く、それもあってか平均年収も高めになっていると推測できます。

比較してみた結果、他社と大きく乖離しているわけでもなく、同社は妥当な平均年収ではないかといえます。

実際に働いた経験のある方の貴重な給与明細からは驚きの発見が!

競合他社の給与明細(キャリコネ)

基本給は同水準、大きな違いは賞与額!

バンク・オブ・イノベーション・20代・技術職(非管理職)の 給与明細

enish・20代・技術職(非管理職)の 給与明細

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