損益計算書(PL):売上も減少で最終赤字拡大
LINEの2019年12月期決算は、売上収益は前期比9.8%増の2274億8500万円だったものの、営業収益の合計は前期比1.9%減の2306億円9600万円、営業利益は389億9700万円の赤字に転落しました。
売上原価は前期比5.0%減の391億円で、粗利率は同0.5pt増の83.1%を確保していますが、販管費が同29.5%増えたため営業利益率は同23.7pt減のマイナス16.9%に悪化しています。
これらの理由について、決算短信では、 広告の売上は増加したが、前期で発生したLINEモバイル株式株式会社及びLINE Games Corporationの持分法適用会社への変更に伴う支配喪失によるその他の営業収益が今期は発生しなかったため全体の売上は減少、さらに、人件費やマーケティング費用、外注費などが増加したため営業利益が減少したとしています。
セグメント分析:戦略事業の赤字が大幅増
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