【19年12月期】面白法人カヤック、2期連続赤字 20年12月期は黒字転換できるか

【19年12月期】面白法人カヤック、2期連続赤字 20年12月期は黒字転換できるか

面白法人を掲げてユニークなコンテンツとコミュニティを開発運営するカヤック。ソーシャルゲームの競争激化等や開発遅れ等もあり、直近の決算では増収ながらも2期連続赤字となり株価は安値圏で推移しています。決算や財務から現状の分析と今後のポイントを整理します。


損益計算書(PL):増収も2期連続営業赤字

カヤックの2019年12月期決算は、売上高が前期比9.7%増の63億8200万円。営業損益は5億3500万円の赤字で、赤字額は前期比36.5%増となりました。増収ながらも2期連続の営業赤字です。

売上原価は前期比14.5%増51億5000万円となり、増収幅以上に増えました。これにより、売上総利益は同6.5%減の12億3200万円となり、粗利率は同3.4pt減の19.3%となっています。

販売費及び一般管理費は前期比3.5%増の17億6800万円で、売上粗利益を上回っています。

営業外損益は前期の4400万円の黒字から500万円の赤字に転換しました。内訳として営業外収入は受取配当金や助成金収入の減少により1500万円と前期比74.1%減少しました。

一方で、営業外費用が関連会社の損益悪化で持分法による投資損失が増加したことなどにより2000万円と前期比42.9%増加しました。  

特別利益として投資有価証券売却益が2億8861万円あったものの、親会社株主に帰属する当期純損失は3億500万円で、2期連続の最終赤字となりました。赤字額は前期比20.1%増と拡大しています。

2020年12月期の業績予想は、売上高は前期比11.2%増の71億円、営業利益は2億円、親会社株主に帰属する当期純利益は7000万円と、黒字回復を見込んでいます。

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この記事の執筆者

金融機関で債券畑を経験後、証券アナリストとして株式の調査に携わる。市場動向や株式を中心としたリサーチやレポート執筆などを業務としている。ファイナンシャルプランナー資格も取得し、現在はライターとしても活動中。株式個別銘柄、市況など個人向けのテーマを中心にわかりやすさを心がけた記事を執筆。


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