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【20年3月期】デジタルガレージ、ネット上の「決済」と「広告」の新しい仕組みに「投資」
有望ベンチャーへの出資や米ツイッターの日本版運営などで知られるデジタルガレージ。大株主・電通と資本業務提携を結び、「決済」と「広告」の新しい仕組みをいち早く構想し、実現に向けて積極的に「投資」を行っています。20年3月期は増収したものの、本社増床などのコスト増で減益に。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】データセクション、AI・ビッグデータで注目 ポストコロナの「消費者分析」で企業支援
暮らしの中のデータを分析して企業に提供するデータセクション。ビッグデータ関連事業の売上高は伸びが続いており、2020年3月期は最終赤字ながら過去最高売上となりました。株価も3月安値からの戻りも強く、6月に入って年初来高値を更新しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】テルモ、血管カテーテルの伸長で最高業績 医療現場の「パラダイムシフト」に事業機会
国内最大手の医療機器メーカー、テルモ。20年3月期の売上利益は過去最高を更新しました。グローバルでは血管カテーテルが業績をけん引していますが、国内では病院支援のホスピタルカテゴリーが最大。ポストコロナの医療現場におけるパラダイムシフトがビジネス機会と期待されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】過去最高業績のエムスリー、「オンライン診療」「AI診断」の展開期待高まる
「m3.com」「MR君」など医療従事者向け会員サイトを運営するエムスリー。ソニーを筆頭株主に持ち、20年3月期は過去最高業績を更新しました。コロナ禍の悪影響がある一方、新しい事業展開への期待も高まり、5月に入って株価が上場来高値を更新しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】カオナビの株価が急上昇 コロナ禍で「遠隔人材マネジメント」のニーズ高まる
クラウド型人材マネジメントシステムを提供するカオナビ。顔写真を並べて直感的に人材情報を活用できる利便性が受け、採用企業数は右肩上がりに増えています。一方で採用やマーケティングなどの投資も増やし、2019年3月の新規上場以降も最終赤字が続いています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】Zホールディングス、売上高1兆円突破 ZOZO買収で財務安定性は悪化
持株会社体制への移行後初の決算となる2020年3月期で売上高1兆円を達成したZホールディングス。ソフトバンクによる連結子会社化やZOZOの連結子会社化、LINEとの経営統合契約締結、SBIグループやヤマトHDとの提携など波乱の1年を終えています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】「天気の子」で最高益の東宝 「重要な後発事象に関する注記」にコロナ禍の影響記載
「映画」「演劇」「不動産」のすべての領域で好調で過去最高益となった東宝。しかしコロナ禍で映画公開の日程変更や演劇の公演中止などが相次ぎ、21年2月期の業績予測は非開示に。株主総会招集通知の「重要な後発事象に関する注記」はコロナ禍に言及しました。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】最高益のセブン&アイHD コロナ下の「新たな消費行動」取り込めるか
国内外のコンビニ事業を中心に流通小売業で世界的規模を誇るセブン&アイHD。20年2月期は減収ながらコスト削減で最高益を達成しましたが、新型コロナによる外出自粛の影響で先行きに不透明感が漂っています。頼みの綱はネット通販やネットスーパー。新しい消費を取り込めるでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】大幅赤字のホットリンク Twitter社とパートナー契約結び「PGRパッケージ」展開
ビッグデータによるマーケティング支援を行うホットリンク。19年12月期は過去最高売上でしたが、プライバシー保護規制で売上原価が急増するなど収益構造の悪化で赤字に転落しました。20年12月期は既存事業のリストラとともにSNSマーケティングの新規事業を実施予定です。財務諸表などに基づく会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】カテーテルのクリエートメディック 医療機器への需要見込み株価急反発
シリコーン製のカテーテルを中心とした医療機器を製造・販売するクリエートメディック。中国など海外向けが堅調で、緩やかに増収営業増益の基調が続いています。医療関連への物色から新型肺炎による世界同時株安からも株価はいち早く反発しました。決算や財務から現状を分析しポイントを整理します。
【19年12月期】面白法人カヤック、2期連続赤字 20年12月期は黒字転換できるか
面白法人を掲げてユニークなコンテンツとコミュニティを開発運営するカヤック。ソーシャルゲームの競争激化等や開発遅れ等もあり、直近の決算では増収ながらも2期連続赤字となり株価は安値圏で推移しています。決算や財務から現状の分析と今後のポイントを整理します。
【19年3月期】売上高が過去最高の日本電産 米中摩擦による減益を克服できるか
日本電産は世界一のモータ総合メーカー。HDD向け小型モーターから車載・産業用途へのシフトを進めています。中国や欧州の景気減速の影響で、2020年3月期上半期は減収減益となりました。しかし足元では自動車の電動化による需要拡大の期待が高まっています。日本電産の現状と今後のポイントについて見ていきます。
【19年2月期】業績悪化に苦しむ安川電機 カギは「米中貿易戦争」の行方
安川電機はサーボモータやインバータ、産業用ロボットなどを扱う電機メーカー。中国や先進国で工場自動化や半導体への投資の恩恵を受け、近年業績が大きく拡大しました。しかし米中の貿易摩擦や中国の景気減速を受け、2020年3月期は大幅減益となる見通しです。業績快復のカギはどこにあるのか。安川電機の現状と課題を整理します。