※本記事は、花王株式会社 の有価証券報告書(2025年12月期、2025年1月1日 ~ 2025年12月31日、2026年3月25日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は IFRS です。
1. 企業概要:どんな会社?
同社グループは、グローバルコンシューマーケア事業製品とケミカル事業製品の製造・販売を主軸としています。これらに付帯するサービス業務も展開しており、子会社111社、関連会社7社で構成されています。
単体従業員数は7,761名、連結従業員数は31,514名です。報告セグメントは、ハイジーンリビングケア事業、ヘルスビューティケア事業、化粧品事業、ビジネスコネクティッド事業、ケミカル事業の5つです。
主な国内グループ会社は、花王グループカスタマーマーケティング、花王プロフェッショナル・サービス(ビジネスコネクティッド)、カネボウ化粧品(化粧品)などです。
なお、花王グループは2025年1月1日付で組織変更を行い、報告セグメントを従来の5区分から新たな5区分に変更しました。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
花王は、日用品から化学品まで幅広い事業を展開するグローバル企業です。その事業特性から、安定した基盤と多様な働き方が期待できる環境が整っています。従業員の定着を促し、長期的なキャリア形成を支援する方針が見られます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
花王では、従業員の平均勤続年数が長く、安定して働き続けられる環境がうかがえます。平均年齢も比較的高い水準にあり、経験豊富な人材が多数活躍している傾向が見られます。長期的な視点でのキャリア形成を重視する方にとって、魅力的な職場環境であると考えられます。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 8,654,000円 |
| 平均勤続年数 | 16.7年 |
| 平均年齢 | 40.6歳 |
| 単体従業員数 | 7,761人 |
| 連結従業員数 | 31,514人 |
| 単体のグループ内比率 | 24.6% |
花王は、退職給付制度として確定給付型と確定拠出型の両方を導入しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度であり、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は、同社および主な国内子会社に適用されており、日本における確定給付制度債務が同社グループの確定給付制度債務の大部分を占めています。
なお、退職一時金の有無や支給条件、従業員ごとの会社拠出額などは、有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。退職給付債務は2,313億円、年金資産も2,313億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
花王は、人財を最大の強みであり資産と位置づけ、中期経営計画「K27」達成に向けた「グローバル・シャープトップ」戦略を支える重要テーマとしています。多様な人財に公平な機会を提供し、すべての社員の能力を最大限に引き出すことで、個人と企業がともに成長する環境と風土づくりを目指しています。グローバル共通の人財情報システム、OKR、等級制度、評価制度、教育体系、報酬ポリシーを導入し、人財マネジメントと育成を強化しています。
特に、代表取締役社長執行役員の長期インセンティブ報酬には、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」の重点目標達成度や女性管理職比率などのESG力評価指標が組み込まれており、サステナビリティと連動した報酬制度が特徴です。日本においては、キャリア・コーディネーターを配置し、現場社員の育成とキャリア開発を支援する体制も整えられています。これらの取り組みは、花王ウェイ及び「花王ビジネスコンダクトガイドライン」に基づいた「人財開発基本方針」に沿って展開されています。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。男性育児休業取得率は、育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 28.7% |
| 男女賃金差異(全労働者) | 90.8% |
| 男女賃金差異(正規雇用) | 88.7% |
| 男女賃金差異(非正規雇用) | 90.4% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 連結子会社(Row 1)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 20.6% |
| 男性育児休業取得率 | 110.2% |
▼ 連結子会社(Row 2)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 16.1% |
| 男性育児休業取得率 | 112.5% |
▼ 連結子会社(Row 3)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職比率 | 2.6% |
グループ全体(連結)
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性社員比率に対する女性管理職比率 | 79.4% |
人財戦略に基づく重点アクション
特に記載がない限り、同社グループで集計しています。KESは社員エンゲージメントサーベイを示しています。日本の連結対象会社のみの指標もあります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 社員教育投資(2020年比) | 2.03倍 |
| DX人財(2020年比) | 15倍 |
| 社内公募による異動者実績(2020年比) | 14倍 |
| 全採用数におけるキャリア採用比率 | 51% |
| KESスコア:公正な評価 | 63 |
| KESスコア:対話 | 66 |
| KESスコア:働き方満足度 | 65 |
社員活力の最大化
特に記載がない限り、同社グループで集計しています。KESは社員エンゲージメントサーベイを示しています。日本の連結対象会社のみの指標もあります。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 挑戦志向型人財 | 77% |
| 社員エンゲージメント(KES総合スコア) | 68 |
| KESスコア:挑戦を推奨する組織風土 | 64 |
| KESスコア:職場満足度 | 64 |
| KESスコア:スクラム型運営推進度 | 60 |
| KESスコア:インクルーシブな組織風土 | 65 |
社会インパクト・財務インパクトの創出
特に記載がない限り、同社グループで集計しています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| インパクト創出の能率化(2022年比) | 131% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
花王は、グローバルコンシューマーケア事業とケミカル事業を主軸に、幅広い製品の製造と販売を手掛けています。日々の暮らしを支える製品から産業を支える素材まで、多岐にわたる分野で事業を展開している会社です。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、グローバルコンシューマーケア事業部門を構成する4つの事業分野と、ケミカル事業部門の合計5つの報告セグメントで事業を展開しています。各事業単位で、日本および海外における戦略を立案し、事業活動を進めています。同社グループの売上高に占める海外の割合は、前期からわずかに減少したものの、全体の4割強を占めており、国際的な事業展開を行っています。特定の外部顧客への収益集中は見られません。
ハイジーンリビングケア事業
ファブリックケア製品、ホームケア製品、サニタリー製品の製造・販売を行っています。衣料用洗剤や台所用洗剤、生理用品、紙おむつなどが主要な製品です。収益は、これらの製品の製造と販売から得ており、前期と比較して売上高、営業利益ともに増加しています。
ヘルスビューティケア事業
スキンケア製品、ヘアケア製品、パーソナルヘルス製品の製造・販売を手掛けています。化粧石けん、シャンプー、入浴剤、歯みがきなどが主要な製品です。収益は、これらの製品の製造と販売から得ており、前期と比較して売上高、営業利益ともに増加しています。
化粧品事業
カウンセリング化粧品やセルフ化粧品の製造・販売を行っています。多様なブランドを展開し、国内外の顧客に製品を提供しています。収益は、これらの製品の製造と販売から得ており、前期と比較して売上高は増加し、営業利益は損失から利益へと大きく改善しました。
ビジネスコネクティッド事業
業務用衛生製品やライフケア製品の製造・販売を行っています。医療・介護分野やフードサービス、宿泊・レジャー分野向けの製品を提供しています。収益は、これらの製品の製造と販売から得ていますが、前期と比較して売上高、営業利益ともに減少しています。
ケミカル事業
油脂製品、機能材料製品、情報材料製品の製造・販売を行っています。オレオケミカルやコンクリート用減水剤、トナー、半導体製造用薬剤などが主要な製品です。収益は、これらの製品の製造と販売から得ており、前期と比較して売上高は増加しましたが、営業利益は減少しています。
| セグメント | 売上高(2024年12月期) | 売上高(2025年12月期) | セグメント利益(2024年12月期) | セグメント利益(2025年12月期) | 利益率 |
|---|---|---|---|---|---|
| グローバルコンシューマーケア事業 | 1兆2,528億円 | 1兆2,830億円 | 1,117億円 | 1,331億円 | 10.4% |
| ハイジーンリビングケア事業 | 5,443億円 | 5,493億円 | 758億円 | 813億円 | 14.8% |
| ヘルスビューティケア事業 | 4,240億円 | 4,329億円 | 344億円 | 391億円 | 9.0% |
| ケミカル事業 | 3,756億円 | 4,057億円 | 357億円 | 302億円 | 7.4% |
| 化粧品事業 | 2,441億円 | 2,616億円 | △36.6億円 | 104億円 | 4.0% |
| ビジネスコネクティッド事業 | 405億円 | 392億円 | 52.1億円 | 22.5億円 | 5.8% |
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの業績は、過去5期間において売上高が全体的に増加傾向を示しています。税引前利益および親会社の所有者に帰属する当期利益は、期間中に変動が見られるものの、直近の期では増加しています。営業活動によるキャッシュ・フローは、安定的に創出されている状況です。
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆4,188億円 | 1兆5,511億円 | 1兆5,326億円 | 1兆6,284億円 | 1兆6,886億円 |
| 税引前利益 | 1,500億円 | 1,158億円 | 638億円 | 1,510億円 | 1,698億円 |
| 税引前利益率 | 10.6% | 7.5% | 4.2% | 9.3% | 10.1% |
| 親会社の所有者に帰属する当期利益 | 1,096億円 | 860億円 | 439億円 | 1,078億円 | 1,201億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 230.59 | 183.28 | 94.37 | 231.94 | 260.30 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたり売上高(連結)は、前期と比較して増加しています。また、従業員1人あたり営業利益(連結)も前期から増加しており、従業員一人ひとりの稼ぐ力が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、組織全体の効率性や収益体質の強化を示唆しています。
| 指標 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 50.0百万円 | 53.6百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 4.5百万円 | 5.2百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
花王グループは安定した財務基盤を築き、事業活動で得た資金を効率的に活用している状況です。本業で着実に利益を上げながら、将来に向けた投資も継続しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
花王グループは強固な財務基盤を維持しています。自己資本比率は56.7%であり、東京証券取引所プライム市場上場企業(製造業)の平均46.8%と比較して高い水準を示しています。ROE(自己資本利益率)は11.3%で、プライム市場平均の9.4%を上回る水準となっています。
手元資金である現金及び現金同等物は3,233億円を確保しており、不測の事態にも対応できる流動性を示しています。これらの財務指標は、同社グループの安定した経営状況を裏付けています。
| 指標 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 自己資本 | 1兆668億円 | 1兆641億円 |
| 自己資本比率 | 57.1% | 56.7% |
| ROE(自己資本利益率) | 10.5% | 11.3% |
| 現金及び現金同等物 | 3,577億円 | 3,233億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
花王グループの営業活動によるキャッシュ・フローは1,997億円のプラスとなりました。これは主に税引前利益の増加と減価償却費及び償却費の計上が寄与しています。一方で、法人所得税等の支払額や棚卸資産の増減額が減少要因となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは△698億円のマイナスとなっています。これは主に有形固定資産の取得による支出が要因です。営業活動と投資活動を合わせたフリー・キャッシュ・フローは1,299億円のプラスであり、本業で稼いだ資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況です。財務活動によるキャッシュ・フローは△1,751億円のマイナスとなり、自己株式の取得や支払配当金、リース負債の返済による支出が主な内訳です。同社グループは本業で安定的に資金を生み出し、将来への投資と株主還元をバランス良く行っていることが示されています。
| 項目 | 2024年12月期(前期) | 2025年12月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 2,016億円 | 1,997億円 |
| 投資CF | △459億円 | △698億円 |
| 財務CF | △1,046億円 | △1,751億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 1,557億円 | 1,299億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、グローバル市場における競争激化や顧客接点のデジタル化、各国・地域ごとの市場特性の変化をリスクとして認識しています。また、為替相場の変動が外国通貨建ての売上高や原材料の調達コスト、在外子会社の財務諸表の円貨換算額に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、グローバルでの人財獲得競争の激化や、個人のキャリア・働き方に対する価値観の多様化をリスクとして挙げています。高度な専門性を持つ人財や変化を先導するリーダーとなる人財の獲得と育成が推進できない場合、中期経営計画「K27」の遂行に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
欧米子会社構造改革引当金の目的使用として19億円が計上されています。この費用は事業再編・拠点統廃合・人員削減等に伴うものであり、転職先を検討する際に留意すべき情報です。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
花王は、「豊かな共生世界の実現」をパーパスに掲げ、世界中の人々のこころ豊かな未来と、人と地球が共に生きる持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。生活者・顧客の立場にたった“よきモノづくり”を追求する姿勢が、同社グループの根幹にあります。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
花王グループは、「豊かな共生世界の実現」をパーパス(社会における存在意義)に掲げています。生活者・顧客の立場にたって、心をこめた“よきモノづくり”を行い、世界中の人々のこころ豊かな未来と、人と地球が共に生きる持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
企業理念である「花王ウェイ」をグループ全員で共有し、清潔・美・健康の領域を中心に130年余り事業を展開してきました。2030年までにあるべき姿として、『グローバルで存在価値のある企業「Kao」』を目指しています。コーポレートスローガンは「きれいを こころに 未来に」です。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
花王グループは、企業理念である「花王ウェイ」を考え方や行動の拠り所として日々実践しています。2009年の環境宣言以降、自然や社会との調和を重視した経営を継続し、社会課題の解決に向けた取り組みを深化させています。
最小限の資源で最大の価値を生み出す「Maximum with minimum」を経営の指針としています。ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan(KLP)」を経営の中核に据え、「快適な暮らしを自分らしく送るために」「思いやりのある選択を社会のために」「よりすこやかな地球のために」の3つの柱と、それらを支える「正道を歩む」で構成されています。同社は「人財」の活力最大化を重要テーマとし、多様な人財に公平な機会を提供し、能力を最大限に引き出す環境と風土づくりを目指しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
花王グループは、環境変化を的確に捉えつつ、収益性と成長性の両立を図り、持続的な成長につなげていくことが引き続き求められています。中期経営計画「K27」に基づく構造改革と成長戦略の成果を持続的な成長へと確実につなげることが重要です。
そのため、「グローバル・シャープトップ」事業の育成を加速させるとともに、戦略的なポートフォリオマネジメントを基本とした活動を推進していきます。社会課題の解決を事業活動の軸に据え、環境に配慮した「よきモノづくり」を通じて、高付加価値な製品・サービスを提供していく方針です。循環型ビジネスモデルへの転換を一層深化させ、環境価値と経済価値の両立を図ることが重要なテーマとなっています。
グローバルでの事業展開が進む中で、安定的な収益基盤の強化と、変化への対応力の向上も引き続き重要な課題です。人的資本への投資や組織運営の高度化を通じて、迅速な意思決定と実行力を備えた経営基盤を強化し、同社グループ全体の競争力向上を図っていくとしています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
花王は監査役会設置会社として、監督と執行の分離を進めるために執行役員制度を導入しています。取締役会は独立社外取締役が議長を務める体制となっています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社の筆頭株主は信託銀行であり、複数の信託銀行が上位株主として名を連ねています。これは、多くの機関投資家が同社の株式を保有していることを示しています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 18.45% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 7.04% |
| ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505001 | 1.65% |
| ビーエヌワイエム アズ エージーテイ クライアンツ ノン トリーテイー ジヤスデツク | 1.63% |
| 日本証券金融 | 1.54% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は14名(男性9名・女性5名)で構成され、女性役員比率は35.7%です。代表取締役社長執行役員は長谷部佳宏氏が務めています。社外取締役比率は55.6%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 長谷部 佳 宏 | 代表取締役 社長執行役員 | 1990年4月 同社入社、2014年3月 同社執行役員、2019年3月 同社代表取締役、2021年1月 同社社長執行役員より現職。 |
| 根 来 昌 一 | 代表取締役 専務執行役員経営財務ユニット総括 | 1983年4月 同社入社、2013年3月 同社執行役員、2023年3月 同社代表取締役、2025年1月 同社経営財務ユニット総括より現職。 |
| 西 口 徹 | 代表取締役 専務執行役員グローバルコンシューマーケアビジネス総括 | 1985年4月 同社入社、2020年1月 同社執行役員、2024年3月 同社代表取締役、2025年1月 同社グローバルコンシューマーケアビジネス総括より現職。 |
| リサ・マッカラン | 取締役 エグゼクティブ・フェロー(コーポレートブランディング担当) | 2015年8月 Inspired Companies Pty Ltd. 創設者・プレジデント、2021年9月 同社エグゼクティブ・フェロー、2025年3月 同社取締役より現職。 |
社外取締役は、篠辺修氏(ANAホールディングス名誉顧問)、桜井恵理子氏(元ダウ・ケミカル日本代表取締役・CEO)、西井孝明氏(元味の素代表執行役社長最高経営責任者)、髙島誠氏(三井住友フィナンシャルグループ取締役会長)、サラ・カサノバ氏(元日本マクドナルドホールディングス代表取締役会長兼CEO)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役5名を含む取締役9名、社外監査役3名を含む監査役5名で構成されています。全社外取締役および全社外監査役は、経営陣から独立した中立性を保った独立役員として位置づけられています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
同社の役員報酬は、多様で優秀な人材の獲得・保持、永続的な企業価値増大への取り組み促進、株主との利害共有を目的としています。社外取締役を除く取締役および執行役員の報酬は、基本報酬、短期インセンティブ報酬としての賞与、長期インセンティブ報酬としての業績連動型株式報酬で構成されています。社外取締役および監査役の報酬は月額固定報酬のみとなっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役 | 10名 | 7.7億円 | 76.7百万円 |
| うち社外取締役 | 5名 | 92百万円 | 18.4百万円 |
| 監査役 | 7名 | 1.4億円 | 19.7百万円 |
| うち社外監査役 | 4名 | 53百万円 | 13.2百万円 |
| 社外役員 | 9名 | 1.4億円 | 16.1百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。総額には期中に退任した役員の報酬が含まれます。
個人別報酬が開示されている役員は、長谷部佳宏氏(2.81億円)、根来昌一氏(1.19億円)、西口徹氏(1.19億円)、デイブ・マンツ氏(1.30億円)です。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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