※本記事は、株式会社アルトナー の有価証券報告書(2026年1月期、2025年2月1日 ~ 2026年1月31日、2026年4月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
アルトナーグループは、技術者派遣事業、請負・受託事業、その他事業を展開しています。主として設計技術者の人材派遣に特化し、宇都宮、横浜、浜松、名古屋、大阪を拠点に事業を運営しています。
単体従業員数は1,474名、連結従業員数は1,623名です。同社グループの報告セグメントは単一です。
主な国内グループ会社は、クリップソフト(技術者派遣事業・請負・受託事業)、情報技研(同)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
アルトナーは、エンジニアの成長と自己実現をサポートすることを経営理念に掲げており、人財育成に力を入れている企業です。従業員の定着を重視し、多様な働き方を支援する環境づくりにも取り組んでいます。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社は、平均年齢が比較的若く、平均勤続年数も一定の水準を保っていることから、若手人材がキャリアを築きながら活躍できる環境があると考えられます。従業員数は連結と単体で大きな差があるものの、単体従業員がグループ全体の大部分を占める構成となっています。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 4,638,691円 |
| 平均勤続年数 | 6.8年 |
| 平均年齢 | 30.7歳 |
| 単体従業員数 | 1,474人 |
| 連結従業員数 | 1,623人 |
| 単体のグループ内比率 | 90.8% |
同社は、従業員の退職給付に充てるため、確定給付型の退職一時金制度及び確定拠出年金制度を採用しています。確定給付型は給与や勤続年数に応じて給付額が決まる制度、確定拠出型は会社が拠出した資金を従業員が運用する制度です。これらの制度は国内の従業員を対象としています。
退職給付債務は4.9億円です。なお、退職一時金制度はありますが、支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。確定拠出制度への要拠出額は74百万円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
アルトナーは「エンジニアサポートカンパニー。私達は技術者の夢をサポートします」という経営理念のもと、エンジニアの成長と自己実現をサポートすることをパーパスとしています。エンジニアを日本の共有財産と捉え、「人財育成に関する方針」に基づき、成長・自己実現を支援するプラットフォームとして育むことを目指しています。スタッフ職についても「全従業員の幸福(しあわせ)」を追求し、やりがいを持って働ける職場環境の整備と一人ひとりの成長・自己実現のサポートに努めています。
同社の主要事業である技術者派遣事業は、採用、教育、営業、サポートのサイクルで構成されており、事業拡大のためには優秀な技術者の確保・増員が必須要件と捉えています。採用においては、採用基準の改善、採用機会の確保、多様な人財の採用、技術領域・業務領域別構成の最適化、新卒・キャリア採用構成の最適化に努めています。新卒採用では、会社説明会や面接をWebと対面で実施し、大学等や内定者へのきめ細やかなフォロー、懇親会開催により入社率向上を図っています。
教育面では、独自の「T字型スペシャリスト教育システム」を構築し、専門知識と業務スキル、教養とコミュニケーション能力の向上を支援しています。これにより、新入社員や未経験者の最先端プロジェクトへの早期参画や、成長産業分野へのキャリアシフトを実現することを目指しています。全社員向けの能力開発セミナーや管理職者向けの人間づくり研修も開催し、技術力・人間力の向上に努めています。報酬制度については、性別を理由とした賃金格差のある制度は設けていませんが、上位階層における男性比率が高いことから生じる男女賃金差異の改善に向けて、女性管理職比率の向上に取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。労働者の男女の賃金の差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しており、雇用区分は全労働者、正規雇用労働者、非正規雇用労働者の3区分です。賃金制度・体系において性別による差異はなく、男女の賃金の差異は管理職比率及び職務区分の差によるものです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 5.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 81.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 90.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 95.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(非正規雇用労働者) | 58.6% |
人財育成
連結グループにおける記載が困難であるため、主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 従業員(技術系)一人あたりの年間平均研修時間 | 86.6時間 |
| 従業員(技術系)一人あたりの年間平均研修費用 | 73,000円 |
| 人財育成に関する研修の受講率 | 79.6% |
| ハラスメントに関する研修の受講率 | 100% |
ワークエンゲージメント
連結グループにおける記載が困難であるため、主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| ワークエンゲージメントの得点(新職業性ストレス簡易調査票による測定) | 2.6 |
流動性
連結グループにおける記載が困難であるため、主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 新卒採用数(技術系) | 154名 |
| キャリア採用数(技術系) | 87名 |
| 期末技術者数 | 1,315名 |
| 離職率(技術系)*定年、転職支援による離職を除く | 8.9% |
| 採用コスト(技術系) | 5.4億円 |
多様性
連結グループにおける記載が困難であるため、主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性社員(技術系)の割合 | 4.9% |
| 女性社員(管理系)の割合 | 37.0% |
| 入社者に占める女性社員(技術系)の割合 | 9.1% |
| 入社者に占める女性社員(管理系)の割合 | 50.0% |
| 管理職に占める女性社員の割合 | 5.4% |
| 取締役に占める女性の比率 | 0% |
| 男女の賃金の差異(全体) | 男性100%:女性90.6% |
| 男女の賃金の差異(技術系) | 男性100%:女性94.8% |
| 男女の賃金の差異(管理系) | 男性100%:女性72.8% |
| 育児休業取得率(男性社員) | 81.8% |
| 育児休業取得率(女性社員) | 100% |
健康・安全
連結グループにおける記載が困難であるため、主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| プレゼンティーイズム | 92.3% |
| アブセンティーイズム | 0.9% |
| 業務災害の発生件数 | 7件 |
| 労働災害関連の死亡率 | 0% |
| 業務災害による損失時間 | 8.0時間 |
| 安全衛生に関する研修の受講率 | 100% |
コンプライアンス
連結グループにおける記載が困難であるため、主要な事業を営む提出会社単体の記載としております。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 深刻な人権問題の件数 | 0件 |
| 差別事例の件数 | 0件 |
| コンプライアンスに関する研修の受講率 | 100% |
| 情報セキュリティに関する研修の受講率 | 100% |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
アルトナーは、技術者派遣事業と請負・受託事業を主軸に、顧客企業の設計開発部門を支援する事業を展開しています。専門的な技術サービスを提供することで、収益を上げています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
アルトナーグループは、技術者派遣事業と請負・受託事業を主な柱としています。連結子会社2社とともに、設計技術者の人材派遣に特化した事業を全国の拠点で展開しています。
具体的には、ソフトウェア、電気・電子、機械分野における専門的な設計技術を提供し、顧客企業の開発部門を支援しています。顧客企業との契約形態は、主に派遣契約ですが、一部では請負契約も締結しています。
同社グループの収益は、技術者派遣事業と請負・受託事業から得られています。技術者数の増加や稼働率の高水準での推移、技術者単価の上昇が売上高の伸長に貢献しています。
請負・受託事業においても、積極的な営業展開により受注プロジェクトへの配属者数が増加し、売上高における構成比が上昇しました。同社グループは日本国内での事業展開が中心であり、本邦以外の外部顧客への売上高はありません。
主要な顧客としては、本田技研工業株式会社や株式会社本田技術研究所からの売上高が大きな割合を占めています。
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
アルトナーグループは、当連結会計年度より連結財務諸表を作成しています。そのため、過去の連結経営指標は開示されていません。
直近の業績は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも、当連結会計年度の数値が示されています。技術者派遣事業における技術者数の増加や単価の上昇、請負・受託事業の伸長が、売上高の増加に寄与しました。
採用関連投資やIT・DX投資、研修設備投資といった費用が発生したものの、売上高の伸長がこれらの費用を吸収し、各利益が増加する結果となりました。
| 項目 | 2022年1月期 | 2023年1月期 | 2024年1月期 | 2025年1月期 | 2026年1月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | - | - | - | - | 120億円 |
| 経常利益 | - | - | - | - | 18.2億円 |
| 経常利益率 | - | - | - | - | 15.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | - | - | - | - | 12.6億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | - | - | - | - | 118.47 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの収益性と生産性を見ると、従業員1人あたりの売上高と営業利益が示されています。これらの指標は、組織全体の効率性や個々の従業員が創出する価値の傾向を把握する上で参考となります。
当連結会計年度の数値は、従業員1人あたり売上高が7.4百万円、従業員1人あたり営業利益が1.1百万円となっています。連結財務諸表の作成が当連結会計年度からであるため、前期との比較はできません。
| 指標 | 2026年1月期(当期) |
|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 7.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 1.1百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定的に資金を生み出し、将来に向けた投資も行っています。財務基盤は堅実な状態を示しています。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの財務基盤は、自己資本比率がプライム市場の製造業平均と比較して高い水準にあります。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準を示しています。手元資金である現金及び預金も潤沢に確保しており、事業運営の安定性につながる要素です。これらの財務指標は、同社グループが堅実な経営を行っていることを示しており、入社後の雇用や給与の安定性にも影響を与える可能性があります。
| 指標 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 48.4億円 | 52.2億円 |
| 自己資本比率 | - | 57.7% |
| ROE(自己資本利益率) | - | 24.1% |
| 現金及び預金 | 45.9億円 | 47.3億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループのキャッシュフローを見ると、本業の稼ぎを示す営業活動によるキャッシュフローはプラスとなっています。これは主に税金等調整前当期純利益によるものです。投資活動によるキャッシュフローはマイナスであり、主に連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が行われています。これにより、同社グループは将来に向けた成長投資を積極的に行っていることが示されています。
フリーキャッシュフローはプラスとなっており、本業で得た資金で投資を賄いつつ、余剰資金も生み出している状態です。財務活動によるキャッシュフローはプラスで、長期借入れによる収入があった一方で、配当金の支払いも行われています。これらの資金の流れから、同社グループは本業で安定的に資金を創出し、成長投資と株主還元を両立できる財務状況にあることがうかがえ、雇用や給与の安定性にもつながる傾向があります。
| 項目 | 2025年1月期(前期) | 2026年1月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | - | 14.2億円 |
| 投資CF | - | △13.9億円 |
| 財務CF | - | 1.1億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | - | 26百万円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは製造業を主要顧客としており、主要顧客が事業を展開する国や地域で景気後退等の影響を受け、外部技術者の活用を減少させた場合には、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、技術者派遣業界における市場縮小や新規参入による競争激化、価格競争に陥った場合には、同社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、理工系卒の学生や職務経験を有する技術者を重要な経営資源としています。少子化やキャリア採用競争の激化により、優秀な人材の確保が著しく困難となった場合には、同社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
アルトナーは、エンジニアの成長と自己実現を支えることを核とし、社会の持続的な発展に貢献する企業文化を築いています。技術者一人ひとりの価値創造を重視し、多様な人財が活躍できる環境を目指している会社です。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
アルトナーは、「エンジニアサポートカンパニー」という経営理念を掲げています。顧客企業の持続的な成長に貢献するテクニカル・パートナーとして活動し、業界のパイオニアとしての地位を確立しています。
同社グループは、中期経営計画において「持続的成長および次世代成長のための基盤を構築する」「Make Value for 2025 to 2029」を基本方針としています。また、パーパスとして「日本が世界に誇る財産であるエンジニアの成長、自己実現をサポートする」ことを掲げています。すべてのステークホルダーから支持される経営を推進し、企業価値の拡大に努めることを目指しています。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
アルトナーは、サステナビリティ基本方針として「人づくり」「全従業員の幸福(しあわせ)」「コーポレート・ガバナンス」「社会貢献」の4つを掲げています。特に「人づくり」ではモノづくりを支える技術者をつくることを、「全従業員の幸福(しあわせ)」では従業員がやりがいを持って働ける職場環境の整備を重視しています。
「人財育成に関する方針」のもと、エンジニアを日本の共有財産と捉え、その成長と自己実現をサポートするプラットフォームとして育むことを目指しています。多様な人財を活かし、能力が最大限発揮される機会を提供することがイノベーションと価値創造につながると考えており、障がい者雇用やダイバーシティ研修、LGBTQ勉強会などを実施しています。また、国連グローバル・コンパクトの趣旨に則り人権方針を定め、強制労働や児童労働を禁止し、人権デュー・ディリジェンスの仕組みを構築しています。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
アルトナーは、事業拡大のための優先的な課題として、技術者派遣事業における「採用」「教育」「営業」「サポート」の各サイクル強化を挙げています。「採用」では、優秀な技術者の確保・増員を必須要件とし、採用基準の改善や多種多様な人財の採用、新卒・キャリア採用の最適化に取り組んでいます。
「教育」では、長年の経験で培った研修や能力開発セミナー、管理職者向け研修を通じて、技術力・人間力の向上に努めています。「営業」では、新規開拓営業力の強化やWeb会議ツールの活用により、取引先の確保・拡大と取引条件の向上を目指しています。
「サポート」では、定期的な面談や専属カウンセラーによるメンタルヘルスケアを通じて、技術者のモチベーション向上と定着率向上を図っています。また、中期経営計画の基本施策として、カーボンニュートラル対応を中核としたハイエンド領域の人員ウェイト拡大や、シニア・女性・外国人労働者の人財活用、M&Aやアライアンスによる総合技術サービス会社への進化を推進しています。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
アルトナーでは、監査等委員会設置会社制度を採用しており、取締役会は社外取締役を含む6名で構成され、経営の監視と助言を行っています。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
同社グループの株主構成は、筆頭株主が事業会社であり、従業員持株会も上位に位置しています。また、大阪中小企業投資育成も主要な株主の一つとなっています。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 関口興業社 | 20.00% |
| アルトナー従業員持株会 | 7.74% |
| 大阪中小企業投資育成 | 4.51% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
アルトナーの役員は6名(男性6名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は関口相三氏が務めています。社外取締役比率は50.0%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 関口 相三 | 代表取締役社長 経営戦略本部管掌兼エンジニア事業本部管掌 | 1983年メイテック入社、1988年大阪技術センター(現同社)入社。1993年同社取締役経営企画室長、1998年同社取締役副社長を経て、2002年より同社代表取締役社長。2025年5月より経営戦略本部管掌兼エンジニア事業本部管掌。 |
| 張替 朋則 | 常務取締役 管理本部管掌兼エンジニアエージェンシー事業本部管掌 | 1978年東洋紡インテリア入社、1982年大阪技術センター(現同社)入社。1991年同社取締役、1993年同社常務取締役総務部長を経て、2025年5月より常務取締役管理本部管掌兼エンジニアエージェンシー事業本部管掌。 |
| 奥坂 一也 | 取締役 能力開発本部管掌 | 1978年大阪技術センター(現同社)入社。1993年同社第3事業部長、2002年同社常勤監査役を経て、2025年5月より取締役能力開発本部管掌。 |
社外取締役は、野村龍一郎氏(元丸紅プライベートリート投資法人執行役員・監査等委員)、寺村泰彦氏(マルチトランス代表取締役・監査等委員)、森井眞一郎氏(元タカラスタンダード顧問・監査等委員)です。
同社は会社法上の機関設計として監査等委員会設置会社制度を採用しています。社外取締役は客観的かつ中立的な視点から、実効性の高い監査を行う役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
アルトナーの役員報酬は、固定報酬と業績連動報酬で構成されています。業績連動報酬は、当期純利益を踏まえた計算式に基づき算出されており、取締役の成果を反映する仕組みとなっています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(監査等委員及び社外除く) | 5名 | 1.0億円 | 20.5百万円 |
| 社外役員 | 3名 | 26百万円 | 8.5百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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