【平均年収649万円】エスケイジャパン 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年2月期)

【平均年収649万円】エスケイジャパン 転職ガイド:知っておきたい給与と業績(2026年2月期)

エスケイジャパンは、キャラクターのぬいぐるみや雑貨などの企画・販売を手がけ、海外子会社とともにグローバルに事業を展開しています。直近の業績は増収増益を達成しました。


目次

※本記事は、株式会社エスケイジャパン の有価証券報告書(2026年2月期、2025年3月1日 ~ 2026年2月28日、2026年5月27日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。

1. 企業概要:どんな会社?


エスケイジャパンは、キャラクターのぬいぐるみ、キーホルダー、家庭雑貨、携帯電話アクセサリー、電子玩具などの企画・販売を手掛けています。同社グループは、同社と連結子会社であるSKJ USA,INC.、愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司によって構成されています。

単体従業員数は141名、連結従業員数は145名です。セグメントはキャラクターエンタテインメント事業、キャラクター・ファンシー事業の2つです。

国内においてはエスケイジャパンがキャラクター商品の企画・販売を担い、海外2社の連結子会社を通じてグローバルに事業を展開しています。

2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?


エスケイジャパンは、キャラクターエンタテインメント事業とキャラクター・ファンシー事業を展開する企業です。同社グループでは、社員の成長と多様性を重視し、働きやすい環境づくりに積極的に取り組んでいます。給与水準や在籍傾向、人材戦略、人的資本データを通じて、同社グループの働き方の特徴を見ていきましょう。

■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢


エスケイジャパンでは、従業員の平均勤続年数が比較的長く、安定した環境でキャリアを築いている従業員が多い傾向が見られます。平均年齢も30代後半であり、経験豊富な人材が活躍していることがうかがえます。

項目 数値
平均年間給与 6,494,350円
平均勤続年数 10.4年
平均年齢 37.7歳
単体従業員数 141人
連結従業員数 145人
単体のグループ内比率 97.2%


同社グループは、確定給付企業年金制度と退職一時金制度で構成される退職給付制度を採用しています。この制度は、給与や勤続年数に応じて給付額が決まるタイプです。

退職一時金制度があります。ただし支給条件や金額の算定方法は有価証券報告書では確認できないため、就業規則や募集要項で確認する必要があります。

なお、当連結会計年度末の年金資産は2億3,512万円となっています。

■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方


エスケイジャパンは、「Dream for your life 人と社会の幸せのために、創造への挑戦を続けます」という経営理念に基づき、人材を最も重要な経営資源と位置付けています。事業活動を通じて持続可能な社会の実現を目指すことを基本方針としています。

人材の多様性確保については、性別、国籍、中途採用者に関係なく全ての社員がいきいきと働き、様々なフィールドで継続的に活躍できる多様性のある職場環境づくりに努めています。処遇面では、性別・経歴・国籍等にかかわらず、本人のスキルや成果に応じた人事評価を行うことを基本方針としています。

人材育成方針としては、人事制度の刷新を行い、役割の明確化や評価の納得性の向上、報酬体系の見直しなどを通じて、従業員一人ひとりが成長実感とチャレンジ意欲を育むことができる仕組みを目指しています。また、必要なスキルを身につけさせる教育や研修、自己啓発制度を導入しています。

社内環境整備に関する方針では、従業員一人ひとりが能力を発揮し、いきいきと活躍できる職場環境を目指し、出産・育児・介護に関する支援制度の推進、長時間労働の削減対策及び有給休暇取得の推進等の取り組みを進めています。さらに、全社員の健康促進を実現する施策「健康づくりチャレンジマッチ」や、経済的な安心を保つための「従業員持株会制度」「職場つみたてNISA制度」といった資産形成施策も提供しています。

■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標


有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。

法定開示


連結子会社は法定開示の公表義務対象外のため、提出会社単体のデータを示します。男性労働者の育児休業取得率は、育児介護休業法に基づく公表義務の対象項目として選択しておらず、公表されていません。

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 11.1%
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) 73.6%
労働者の男女の賃金の差異(うち正規雇用労働者) 74.9%
労働者の男女の賃金の差異(うちパート・有期労働者) 143.1%

多様性・登用

指標 数値
管理職に占める女性労働者の割合 11.1%

育児・介護支援

指標 数値
男性労働者の育児休業取得率 -

有報に開示される平均年収は全社平均です。職種・年次・職位ごとの実際の給与水準は、社員・OBOGの給与明細データで確認できます。

3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?


エスケイジャパンは、キャラクター関連商品の企画・販売を国内外で展開する企業です。主にアミューズメント施設向けと一般小売店向けの二つの事業セグメントを通じて収益を上げています。

■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか


エスケイジャパンは、キャラクターのぬいぐるみ、キーホルダー、家庭雑貨、携帯電話アクセサリー、電子玩具などの企画・販売を手掛けています。同社グループは、株式会社エスケイジャパン、SKJ USA,INC.、愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司の3社で構成されています。収益は主に、キャラクターエンタテインメント事業とキャラクター・ファンシー事業の二つのセグメントから得ています。

キャラクターエンタテインメント事業

この事業は、キャラクターのぬいぐるみやキーホルダーなどを国内外のアミューズメント施設へ販売しています。また、カプセルトイ商品を取扱事業者へ販売する事業も含まれます。収益は、アミューズメント施設等への販売やカプセルトイ事業者への販売から得ています。運営は、株式会社エスケイジャパン、SKJ USA,INC.、愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司が行っています。

キャラクター・ファンシー事業

この事業では、キャラクターのぬいぐるみやキーホルダーなどを雑貨専門店や量販店等へ販売しています。収益は、ファンシーグッズの専門店・量販店等への販売やeコマース販売から得ています。運営は、株式会社エスケイジャパン、SKJ USA,INC.、愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司が行っています。

同社グループは、クレーンゲーム等のプライズゲーム市場の活況を背景に、定番キャラクターや新規キャラクターの商品数を充実させることで販売を好調に推移させています。海外事業においても人員を増員し、取引先の要望に迅速に対応することで収益を伸ばしています。また、インバウンド需要の増加も、キャラクター・ファンシー事業の好調を後押ししています。主要な顧客として、株式会社ラウンドワンジャパン、株式会社ドン・キホーテ、Round One Entertainment Inc.といった企業への販売実績があります。

セグメント 売上高(2025年2月期) 売上高(2026年2月期)
キャラクターエンタテインメント事業 97.1億円 123億円
キャラクター・ファンシー事業 35.6億円 39.7億円

■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移


同社グループの業績は、過去5期間にわたり売上高と利益が着実に増加する傾向を示しています。特に直近の連結会計年度では、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前期を大きく上回る結果となりました。この成長は、主にキャラクターエンタテインメント事業とキャラクター・ファンシー事業の両セグメントにおける販売好調が牽引しています。

項目 2022年2月期 2023年2月期 2024年2月期 2025年2月期 2026年2月期
売上高 65.0億円 97.3億円 106億円 133億円 162億円
経常利益 4.7億円 5.5億円 10.7億円 12.6億円 18.8億円
経常利益率 7.3% 5.6% 10.1% 9.5% 11.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 3.3億円 3.8億円 7.6億円 9.3億円 13.3億円
1株当たり当期純利益(円) 20.28 22.96 45.51 55.77 79.54

■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る


同社グループの従業員1人あたりの売上高は、前期から当期にかけて増加しています。また、従業員1人あたりの営業利益も同様に増加しており、組織全体の生産性が向上している傾向が見られます。これらの指標の改善は、事業規模の拡大と効率的な運営が寄与していることを示唆しています。

指標 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
従業員1人あたり売上高(連結) 94.8百万円 111.9百万円
従業員1人あたり営業利益(連結) 8.8百万円 12.8百万円

業績データからは見えない「この会社で実際に働くとどうか」は、社員・OBOGの口コミで確認できます。

4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?


同社グループは、安定した財務基盤を築きながら事業活動を行っています。本業で得た資金を投資に充て、なお余剰資金を生み出すキャッシュフローの状況を示しています。

■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み


同社グループの自己資本比率は78.0%となっており、プライム市場平均(製造業46.8%、非製造業24.2%)と比較して高い水準を示しています。また、ROE(自己資本利益率)は21.8%と、プライム市場平均(9.4%)を上回る水準で推移しています。手元資金となる現金及び預金も41.8億円と厚みがあり、これらは事業を安定的に継続するための強固な財務基盤を示しています。

指標 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
純資産 55.8億円 66.6億円
自己資本比率 82.3% 78.0%
ROE(自己資本利益率) 18.0% 21.8%
現金及び預金 37.8億円 41.8億円

■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ


同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは8.4億円の獲得となっています。これは主に税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務の増加があった一方、売上債権や棚卸資産の増加、法人税等の支払があったことによるものです。

投資活動によるキャッシュフローは1.7億円の支出となっています。これは主に固定資産の取得による支出があったためです。

財務活動によるキャッシュフローは2.9億円の支出となっています。これは主に配当金の支払があったことによるものです。結果として、フリーキャッシュフローは6.6億円のプラスとなっており、本業で得た資金で投資を賄い、なお余剰資金を生み出している状況を示しています。このようなキャッシュフローの状況は、事業の安定的な継続と成長に向けた基盤があることを示しています。

項目 2025年2月期(前期) 2026年2月期(当期)
営業CF 6.6億円 8.4億円
投資CF △1.2億円 △1.7億円
財務CF △1.7億円 △2.9億円
フリーCF(営業CF+投資CF) 5.4億円 6.6億円

■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント

① 継続企業の前提に関するリスク


継続企業の前提に関する特記事項はありません。

② 事業構造・収益性に関するリスク


同社グループは、アミューズメント施設のプライズ機向け景品を主力としており、市場規模が小さく、大手メーカーを含む競合他社との競争が激しい状況です。景気動向やゲーム機・キャラクターのヒットに経営成績が影響を受ける可能性があります。

また、取り扱う商品の大半がキャラクター商品であるため、キャラクターの人気度や商品化許諾の獲得状況によって経営成績が変動する可能性があります。競合他社も同じキャラクターを使用することが制限されない状況です。

③ 人材・組織に関するリスク


人材・組織に関するリスクの記載はありません。

④ 雇用安定性・リストラ


解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。

財務指標だけでは分からない、実際の残業の実態や職場環境は、社員の声から確認できます。

5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?


エスケイジャパンは、「Dream for your life 人と社会の幸せのために、創造への挑戦を続けます」を経営理念に掲げ、癒し・安らぎ・潤いのある商品の企画開発・販売に取り組んでいます。子供から大人まで夢のあるキャラクター商品を人々の生活の中に提供することを目指しています。

■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか


エスケイジャパンは、「Dream for your life 人と社会の幸せのために、創造への挑戦を続けます」を経営理念としています。同社グループは、癒し・安らぎ・潤いのある商品の企画開発・販売を通じて、真に価値ある商品を提供することを目指しています。

これにより、業容の拡大と発展に努め、社員と家族、会社と株主、取引先、社会が幸せになる継続的な企業創造への挑戦を続けています。また、「子供から大人まで夢のあるキャラクター商品を人々の生活の中に提供したい」というスローガンを掲げています。

■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー


同社グループは、「Dream for your life 人と社会の幸せのために、創造への挑戦を続けます」という経営理念に基づき、新しい価値と感動を生む商品の創造に挑戦しています。事業活動を通じて持続可能な社会の実現を目指すことを基本方針としています。

「子供から大人まで夢のあるキャラクター商品を人々の生活の中に提供したい」というスローガンを全社員に浸透させ、お客様満足を高めることで個人と会社の成長を目指しています。

人材は最も重要な経営資源と考え、性別、国籍、中途採用者に関係なく全ての社員がいきいきと働き、様々なフィールドで継続的に活躍できる多様性のある職場環境づくりに努めています。本人のスキルや成果に応じた人事評価を行うことを基本方針としています。

6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?


エスケイジャパンは監査等委員会設置会社として、取締役会の監督機能の実効性確保と迅速な意思決定を目指しています。取締役会は重要な経営課題に関する意思決定を原則毎月行っています。

■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か


エスケイジャパンの筆頭株主は株式会社ラウンドワンであり、事業会社が主要な株主となっています。その他、久保泰子氏や久保千晶氏といった個人株主が上位に名を連ねています。

株主名 持株比率
ラウンドワン 32.05%
久保 泰子 4.77%
久保 千晶 4.77%
八百 博徳 3.57%
RE FUND 107-CLIENT AC 2.96%


なお、令和8年3月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割が行われていますが、上記所有株式数は当該株式分割前の所有株式数を記載しています。

■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか


同社の役員は8名(男性8名・女性0名)で構成され、女性役員比率は0.0%です。代表取締役社長は八百博徳氏が務めています。社外取締役比率は37.5%です。

氏名 役職 主な経歴
八百 博徳 代表取締役 社長 平成3年3月同社入社、平成21年9月SKJ USA,INC.取締役社長、平成26年4月同社代表取締役社長より現職。
永立 良平 常務取締役 アミューズメント事業本部長 平成7年4月同社入社、令和2年1月愛斯凱杰(北京)文化伝播有限公司董事、令和6年5月同社常務取締役アミューズメント事業本部長より現職。
本田 一義 常務取締役 キャラクター・ファンシー 事業本部長 平成8年1月同社入社、令和4年5月同社取締役キャラクター・ファンシー事業部長、令和6年5月同社常務取締役キャラクター・ファンシー事業本部長より現職。
石井 正則 取締役管理本部長 平成16年3月同社入社、令和5年5月同社取締役管理部長、令和6年3月同社取締役管理本部長より現職。


社外取締役は、岡嶋孝氏(ラウンドワンジャパン運営企画本部アミューズ企画部上席部長)、篠原耕治氏(元日産自動車販売常務取締役・監査等委員)、田中豊生氏(至道法律事務所パートナー・監査等委員)です。

同社は監査等委員会設置会社を採用しており、社外取締役2名を含む3名による監査等委員会を設置することで、経営判断および業務執行の適法性と妥当性の監査・監督を確保しています。

■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計


エスケイジャパンの役員報酬は、取締役(監査等委員を除く)に対しては固定報酬としての基本報酬、期末賞与、そして企業価値向上を目的とした譲渡制限付株式報酬で構成されています。監査等委員である取締役の報酬は、基本報酬と期末賞与で構成されています。

区分 人数 総額 1人あたり平均
取締役(監査等委員及び社外除く) 4名 1.5億円 37.9百万円
監査等委員(社外除く) 1名 7百万円 6.7百万円
社外取締役 3名 6百万円 2.0百万円


報酬額等の総額が1億円以上である役員は存在しないため、個人別の開示はありません。

※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。

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この記事の執筆者

上場企業の有価証券報告書から、事業内容・業績推移・平均年収などの客観的データを抽出。求人票の裏側にある「企業のリアル」を、転職志望者の視点で分かりやすく解説します。


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