※本記事は、株式会社関電工 の有価証券報告書(2026年3月期、2025年4月1日 ~ 2026年3月31日、2026年6月22日 提出)の開示情報に基づき作成しています。会計基準は 日本基準 です。
1. 企業概要:どんな会社?
関電工グループは、設備工事業を主軸に、電気機器販売業、不動産事業、リース業、発電事業を展開しています。AI・半導体、再生可能エネルギーといった成長分野への積極的な営業活動を通じて、顧客のエネルギー課題解決に貢献しています。
単体従業員数は8,110名、連結従業員数は10,850名です。同社グループの事業セグメントは、設備工事業とその他の事業の2つです。
主な国内グループ会社は、川崎設備工業(設備工事業)、関工商事(電気機器販売業)、ケイアセットマネジメント(不動産事業・リース業)、銚子風力開発(発電事業)などです。
2. 給与と働き方:どんな環境で働く会社か?
関電工は、建築設備と社会インフラ事業を主軸に、社会の基盤を支える企業です。同社グループは「社会を支える“100年企業”へ」という経営ビジョンのもと、脱炭素やレジリエンスといった社会課題解決に貢献する「グリーンイノベーション企業」を目指しています。このような事業特性から、専門性の高い技術者やマネジメント人材が活躍できる環境が整っています。
■(1) 給与水準と在籍傾向:平均年間給与・勤続年数・年齢
同社では、従業員の平均勤続年数が長く、平均年齢も40代前半であることから、長期的なキャリア形成が可能な環境であることが示されています。安定して働き続けたいと考える方にとって、魅力的な職場環境です。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 平均年間給与 | 10,123,347円 |
| 平均勤続年数 | 19.3年 |
| 平均年齢 | 42.4歳 |
| 単体従業員数 | 8,110人 |
| 連結従業員数 | 10,850人 |
| 単体のグループ内比率 | 74.7% |
同社グループは、確定給付型(給与や勤続年数に応じて給付額が決まる)と確定拠出型(会社が拠出した資金を従業員が運用する)の両方の退職給付制度を採用しています。これらの制度は、同社および連結子会社の従業員に適用されます。
退職一時金制度があり、給与と勤務期間に基づいた一時金が支給されます。また、従業員の退職に際して割増退職金等が支給される場合もあります。
直近の退職給付債務は562億円、年金資産は541億円となっています。
■(2) 人材戦略と報酬制度:育成方針と給与の決め方
同社グループは、「社会インフラ及びお客様設備の維持・構築への貢献」と「グリーンイノベーションの推進」を事業戦略の柱とし、その実現にはプロフェッショナル人材とマネジメント人材の確保が不可欠であると認識しています。この認識のもと、「社会とお客様の要請に応える人材の採用」「専門性・組織力を備えた人材の育成」「タレントマネジメントを通じた効果的な育成・配置」を人材戦略としています。
従業員の給与や賞与は、職務内容、役割、経験、能力、業績を総合的に勘案し、社会情勢や他社水準を考慮して決定されます。給与は月額給与と、個人の役割・成果・会社の業績を反映する賞与で構成されています。
「ひといち力」の向上を掲げ、人事・人材育成・調達システムの運用、人づくり、パートナーシップの維持・向上、職場環境づくりを一体で進めています。具体的には、持続的成長に必要なプロフェッショナル人材やマネジメント人材の育成に継続して取り組んでいます。
また、全ての社員が活き活きと働くため、「働き方・休み方改革」として多様な働き方と休み方を推進し、健康管理施策の充実を図っています。「ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン」の風土醸成にも注力し、女性管理職育成やキャリア意識醸成、女性技術者の育成といった「女性活躍推進」にも取り組んでいます。
■(3) 人的資本データ:多様性と働き方に関する指標
有価証券報告書の法定開示項目および任意開示指標を示します。各指標は、女性活躍推進法・育児介護休業法に基づく法定開示と、同社が独自に開示している任意指標から構成されています。
法定開示
提出会社単体の法定開示データです。各指標は、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律および育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の規定に基づき算出されています。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 2.4% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 50.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 81.1% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 81.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 75.9% |
連結子会社の法定開示
主要事業会社3社の数値のみ掲載します。
▼ 川崎設備工業㈱
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 1.5% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | 44.4% |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 71.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 75.6% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 54.2% |
▼ ㈱関工ファシリティーズ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 0.0% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 75.8% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 70.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 101.0% |
▼ ㈱関工パワーテクノ
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 管理職に占める女性労働者の割合 | 1.9% |
| 男性労働者の育児休業取得率 | - |
| 労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 67.7% |
| 労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | 73.3% |
| 労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | 56.7% |
ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン
同社単体で設定されたKPIを示します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 女性管理職数 | 55人 |
| 男性の育児休業取得率 | 50.3% |
| 障がい者雇用率 | 2.6% |
健康経営
同社単体で設定されたKPIを示します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 健康経営優良法人認定 | 認定 |
専門性・多様性の醸成
同社単体で設定されたKPIを示します。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| リスキリング研修受講者数 | 418人 |
| DXリテラシー研修受講率 | 88% |
| 専門資格保有者数 | 8,826人 |
3. 事業の構造:どんなビジネスをしている会社か?
関電工グループは、電気・管工事をはじめとする設備工事を主軸に、電気機器販売、不動産、リース、発電といった多岐にわたる事業を展開しています。社会のインフラを支える重要な役割を担い、安定した事業基盤を築いています。
■(1) 事業内容と収益モデル:何で利益を上げているか
同社グループは、設備工事業を核として事業を展開しており、社会インフラの構築と維持に貢献しています。また、その他の事業として、電気機器販売、不動産、リース、発電事業も手掛けています。収益は、これらの事業を通じて顧客との契約から生じるものと、リース取引に関する賃貸収入などから得ています。
設備工事業
同社グループの主要な事業であり、電気・管工事その他設備工事全般の施工を行っています。この事業では、当社および川崎設備工業、関工ファシリティーズ、神奈川ケイテクノ、千葉ケイテクノ、埼玉ケイテクノ、茨城ケイテクノ、栃木ケイテクノ、群馬ケイテクノ、多摩ケイテクノ、静岡ケイテクノ、阪電工、関工パワーテクノ、神奈川パワーテクノ、千葉パワーテクノ、埼玉パワーテクノ、茨城パワーテクノ、栃木パワーテクノ、群馬パワーテクノ、西関東パワーテクノ、静岡パワーテクノ、タワーライン・ソリューション、佐藤建設工業、ネットセーブが電気・管工事その他設備工事の施工を、東京工事警備が工事警備業務を、ベイテクノが設計・積算業務をそれぞれ担当しています。
収益は、主に電気・管工事などの設備工事の請負から得ています。同社およびタワーライン・ソリューションは、東京電力グループから電気工事を受注しており、この顧客からの収益が同事業の大きな割合を占めています。
その他の事業セグメント
このセグメントには、電気機器販売業、不動産事業、リース業、発電事業が含まれます。当社は不動産事業と発電事業を、関工商事が電気機器販売業を、ケイアセットマネジメントが不動産事業とリース業を、銚子風力開発、嘉麻太陽光発電、前橋バイオマス発電が発電事業をそれぞれ運営しています。
収益は、電気機器の販売、不動産の賃貸、車両等のリース、そして発電した電力の販売から得ています。当社、銚子風力開発、前橋バイオマス発電は、東京電力グループに電力を販売しています。
| セグメント | 売上高(2025年3月期) | 売上高(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 設備工事業 | 6,608億円 | 7,316億円 |
| その他の事業セグメント | 111億円 | 104億円 |
同社グループの売上高は、国内の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えており、国内事業が中心となっています。また、当連結会計年度においては、東京電力グループへの売上高が同社グループ全体の売上高の約24.4%を占めており、特定の顧客への収益集中が見られます。
■(2) 業績トレンド:直近の売上・利益の推移
同社グループの過去5期間の業績を見ると、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも継続的に増加傾向を示しています。特に当連結会計年度においては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前期と比較して大幅に増加しました。
| 項目 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,956億円 | 5,416億円 | 5,984億円 | 6,719億円 | 7,420億円 |
| 経常利益 | 318億円 | 341億円 | 426億円 | 595億円 | 850億円 |
| 経常利益率 | 6.4% | 6.3% | 7.1% | 8.9% | 11.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 203億円 | 212億円 | 273億円 | 424億円 | 635億円 |
| 1株当たり当期純利益(円) | 99.45 | 103.59 | 133.80 | 207.35 | 311.77 |
■(3) 収益性と生産性:1人あたりの稼ぐ力を見る
同社グループの従業員1人あたりの売上高および営業利益は、前期と比較して増加しています。これは、同社グループが生産性の向上や効率的な事業運営に注力していることを示唆しています。これらの指標の改善は、組織全体の収益創出力の強化に繋がるものと考えられます。
| 指標 | 2025年3月期 | 2026年3月期 |
|---|---|---|
| 従業員1人あたり売上高(連結) | 63.6百万円 | 68.4百万円 |
| 従業員1人あたり営業利益(連結) | 5.5百万円 | 7.7百万円 |
4. 経営の安定性:どれくらい安心して働けそうか?
同社グループは、本業で安定した資金を生み出し、財務基盤を堅固にしています。事業活動で得た資金を投資に充て、将来に向けた成長も図っている状況です。
■(1) 財務基盤:自己資本と手元資金の厚み
同社グループの自己資本比率はプライム市場平均を大きく上回る水準で推移しており、強固な財務基盤を構築しています。ROE(自己資本利益率)もプライム市場平均を上回る水準で、収益性の高さを示しています。手元資金も厚く、事業環境の変化に対する耐性がある状態です。これらの財務状況は、入社後の雇用や給与の安定性にもつながる要素となっています。
| 指標 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 純資産 | 3,809億円 | 4,057億円 |
| 自己資本比率 | 61.0% | 61.4% |
| ROE(自己資本利益率) | 12.1% | 16.8% |
| 現金及び預金 | 610億円 | 779億円 |
■(2) キャッシュフロー:事業・投資・財務の資金の流れ
同社グループの当連結会計年度における営業活動によるキャッシュフローは、税金等調整前当期純利益の増加や未成工事受入金の増加などにより、大幅な資金増加となりました。これは本業で安定して資金を生み出していることを示しています。投資活動によるキャッシュフローは、有形固定資産の取得などにより資金が減少しています。しかし、投資有価証券の売却による収入もあり、投資支出を一部賄っている状況です。財務活動によるキャッシュフローは、自己株式の取得や配当金の支払により資金が減少しました。結果として、フリーキャッシュフローは大幅なプラスとなっており、本業で得た資金が投資を上回り、手元資金を厚くしている優良な状態です。この資金状況は、同社グループの雇用安定性や給与水準の維持・向上に寄与する基盤となっています。
| 項目 | 2025年3月期(前期) | 2026年3月期(当期) |
|---|---|---|
| 営業CF | 182.6億円 | 894.5億円 |
| 投資CF | △101.7億円 | △48.4億円 |
| 財務CF | △126.3億円 | △656.4億円 |
| フリーCF(営業CF+投資CF) | 80.9億円 | 846.2億円 |
■(3) 事業リスクと雇用への影響:転職時に押さえたいポイント
① 継続企業の前提に関するリスク
継続企業の前提に関する特記事項はありません。
② 事業構造・収益性に関するリスク
同社グループは、建設関連投資や電力設備投資の減少など、事業環境の変化が業績に影響を及ぼす可能性を認識しています。また、資材費や労務費の価格が著しく上昇し、これを請負代金に反映できない場合にも、業績に影響を及ぼすリスクがあります。
③ 人材・組織に関するリスク
同社グループは、工事施工において重大な人身災害や品質上の不具合・事故が発生するリスクを認識しています。このリスクに対応するため、安全・品質部によるリスクマネジメント強化や、安全品質研修、危険予知活動などを通じて対策の浸透・定着を図っています。
④ 雇用安定性・リストラ
解雇給付・リストラクチャリング引当金・構造改革費用の計上など、該当する記載はありません。
5. ビジョンと企業風土:どんな組織を目指している会社か?
関電工は、「人間第一」を社是とし、社会と共存しながら豊かな人間環境づくりに貢献することを目指す企業です。持続可能な社会の実現に向け、技術革新と自己革新を追求する姿勢を大切にしています。
■(1) 経営理念とビジョン:会社はどこを目指しているか
関電工グループは、「人間第一」を社是とし、株主、お客様、地域社会との共存を企業存立の意義としています。人間尊重のもと企業の社会的責任を遂行し、豊かな人間環境づくりに貢献することを掲げています。
また、お客様のニーズを先取りした技術革新と最高のサービス・設備の提供、そして絶えざる自己革新を通じて未来指向型の企業を目指すことを経営理念としています。同社グループは、経営ビジョンとして『社会を支える“100年企業”へ』を掲げ、『グリーンイノベーション企業』の実現を目指しています。中期経営計画のスローガンは「さらにかわる。より豊かな未来をつくる」です。
■(2) 企業風土:大切にしている価値観とカルチャー
関電工グループは、経営理念に基づき、従業員とともに幸せな成長を実現することを目指しています。社会インフラ及びお客様設備の維持・構築への貢献、グリーンイノベーションの推進を重要な方向性としています。
あらゆる手段で生産性・効率性を向上させ、ステークホルダーと確固たる信頼関係を構築することも重視しています。サステナビリティを事業戦略に組み入れ、「脱炭素」と「レジリエンス(防災+BCP)」の領域に注力し、持続可能な都市や地域の形成に貢献する基盤形成に努めています。
「ESG推進委員会」を設置し、サステナビリティ全般に関わる課題の検討や重要な方針・施策の立案を行っています。また、「ひといち力」の向上を掲げ、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン風土醸成、女性活躍推進、健康経営の実践に取り組んでいます。
■(3) 経営課題と今後の重点テーマ
関電工グループは、中期経営計画の確実な達成と次のステージに向けた経営基盤構築のため、重点経営施策を実践しています。地域本部・支店の再編を通じて、エリア特性や市場動向に応じた柔軟かつ戦略的な営業活動を展開しています。
グループ会社との協業による空調衛生工事分野の強化や、協力会社との強固なパートナーシップ構築による施工力の充実を図っています。現場作業の省力化に寄与するプレハブ化・ユニット化の拠点・機能拡充や定型業務のシェアード化、DX推進による業務プロセス改革にも注力しています。
同社開発システム「WATTMILL®」を活用した脱炭素ソリューション事業を展開し、事業活動における環境負荷低減を推し進めています。従業員エンゲージメントを高める処遇や福利厚生制度の充実、多様な採用方式やキャリア形成に合わせた研修プログラムの実践、海外人材の活躍促進や女性社員の積極登用など、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンを推進しています。安全・品質管理体制の再構築とコンプライアンス意識の浸透も経営の根幹として取り組んでいます。
6. 経営体制とガバナンス:誰がどう会社を動かしているか?
関電工は、経営の効率性、透明性、業務執行の適正性を重視し、コーポレートガバナンス体制の充実に努めています。取締役会が重要な業務執行を審議・決定し、取締役の業務執行を監督する体制です。
■(1) 株主構成:誰に支えられている会社か
関電工の筆頭株主は東京電力パワーグリッドであり、同社グループの資本構成において主要な事業会社が上位を占めていることが特徴です。その他、日本マスタートラスト信託銀行や日本カストディ銀行といった信託銀行が上位株主として名を連ねています。関電工グループ従業員持株会も大株主の一つとして、安定した株主基盤を形成していることがうかがえます。
| 株主名 | 持株比率 |
|---|---|
| 東京電力パワーグリッド | 34.46% |
| 日本マスタートラスト信託銀行(信託口) | 8.08% |
| 日本カストディ銀行(信託口) | 5.40% |
| STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 | 2.64% |
| 関電工グループ従業員持株会 | 2.54% |
■(2) 経営陣の経歴:どんな人たちが会社を率いているか
同社の役員は17名(男性15名・女性2名)で構成され、女性役員比率は11.8%です。代表取締役社長社長執行役員は田母神博文氏が務めています。社外取締役比率は33.3%です。
| 氏名 | 役職 | 主な経歴 |
|---|---|---|
| 田母神 博文 | 代表取締役社長 社長執行役員 | 1986年4月同社入社。常務執行役員、取締役常務執行役員、取締役専務執行役員を経て、2025年4月より現職。 |
| 飯田 暢浩 | 代表取締役副社長 副社長執行役員 営業統轄本部長 | 1985年4月同社入社。常務執行役員、取締役常務執行役員、取締役副社長を経て、2023年6月より現職。 |
| 文挾 誠一 | 代表取締役会長 | 2017年6月東京電力ホールディングス代表執行役副社長。2022年6月同社顧問を経て、2023年6月より現職。 |
| 榎木 博幸 | 取締役 専務執行役員 社会インフラ統轄本部長 | 1986年4月同社入社。常務執行役員を経て、2023年6月より現職。 |
| 中人 浩一 | 取締役 専務執行役員 グリーンイノベーション本部長 兼 社会インフラ統轄本部 本部長代理 | 2018年4月東京電力パワーグリッド東京総支社長。2020年10月同社入社、常務執行役員を経て、2021年6月より現職。 |
| 竹内 賢 | 取締役 常務執行役員 北関東営業本部長 兼 埼玉支店長 | 1991年4月同社入社。常務執行役員を経て、2025年6月より現職。 |
| 上田 裕司 | 取締役 | 2016年4月東京電力エナジーパートナー常務取締役。2017年7月同社入社、常務執行役員、取締役副社長を経て、2026年4月より現職。 |
| 藤井 満 | 取締役 | 1985年4月同社入社。常務執行役員、取締役常務執行役員、取締役専務執行役員を経て、2026年4月より現職。 |
社外取締役は、田中幸二氏(元日立物流取締役会長)、須藤実和氏(プラネットプラン代表取締役)、加藤孝明氏(元カヤバ代表取締役副社長執行役員)、奈良橋美香氏(TH総合法律事務所パートナー弁護士)です。
同社は監査役会設置会社であり、社外取締役4名と社外監査役3名を選任しています。社外役員は、経営の監視・監督機能の充実と透明性向上を目的として、独立かつ中立的な立場から職務執行を監督・監査する役割を担っています。
■(3) 役員報酬の仕組み:経営責任とインセンティブの設計
関電工の役員報酬は、基本報酬、業績連動報酬である賞与、そして譲渡制限付株式報酬で構成されています。社外取締役には基本報酬のみが支給されています。報酬額全体における各報酬の割合は目安が定められており、業績連動報酬の増減により変動する仕組みです。監査役の報酬は、その独立性を考慮し基本報酬のみで構成されています。
| 区分 | 人数 | 総額 | 1人あたり平均 |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外除く) | 9名 | 5.0億円 | 55.3百万円 |
| 監査役(社外除く) | 2名 | 54百万円 | 27.0百万円 |
| 社外役員 | 9名 | 76百万円 | 8.4百万円 |
なお、人数は事業年度中に報酬の支給対象となった人数であり、期中に退任した役員を含みます。
※本記事は、有価証券報告書などの公開情報から、転職・就職活動に役立つ情報をまとめたものです。内容の充実に努めていますが、掲載時点の情報であることをご留意ください。気になる点やご指摘があればお気軽にお知らせください。



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