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【決算】ABCマート、連続増収は16期でストップ ポストコロナで靴の消費はどう変わる?

国内首位の靴専門チェーンのABCマート。海外売上が成長し3割に迫っています。21年2月期はコロナ禍の影響を大きく受けたものの、5月には復活の兆しが見えています。ただし自社製品の割合が低下傾向なのとポストコロナで靴の消費傾向がどう変わるのかが気になるところです。財務諸表などを基に現状と今後の課題を整理します。


【20年3月期】IRジャパンHD、株価急上昇中 「物言う株主」への対応サービスで過去最高業績

日本初のIR専門会社として創業されたIRジャパンを傘下に擁するアイ・アールジャパンホールディングス。「物言う株主」アクティビストへの対応で大型案件が急増し、20年3月期は急成長を遂げました。決算の好内容や昨今の委任状争奪戦の増加などを受けて、株価は急上昇中です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】リクルートHD、売上収益過去最高 「採用オンライン化」と「企業の生産性改善」を支援

2020年3月期の売上収益が過去最高のリクルートホールディングス。新型コロナの影響による海外派遣領域の不調や海外子会社の減損処理で減益となるも、求人検索サイトIndeedなどのHRテクノロジー事業の増益などでカバー。SaaS事業など新分野への積極投資も継続する方針です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】空調設備大手の大気社が最高益 コア技術を活かし事業領域拡大へ

空調設備大手の大気社。「空気を操る技術」をキャッチフレーズにしていますが、自動車塗装システムで国内首位、世界でも2番手の知る人ぞ知るニッチトップ企業です。1974年の上場以来、一度も経常赤字になったことがなく、連結純利益は3期連続の最高益となりました。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】ロボットスーツのサイバーダイン 赤字続きも豊富なキャッシュで「ポストコロナ」「海外」攻め

筑波大発ベンチャーで世界初の装着型サイボーグロボット「HAL」を開発したサイバーダイン。医療・介護分野で安定したレンタル収入をあげているものの、研究開発費が先行し赤字続きです。しかし「ポストコロナ」での事業機会が増え、東南アジアでの医療機器承認も取得し「海外」へも積極展開。財務諸表等を基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】電設工事のコムシスHD、経営統合効果で増収増益 新型コロナの影響は限定的

電気通信工事会社を傘下に擁するコムシスホールディングス。19年3月期に行った同業3社との経営統合効果もあり、2020年3月期は2桁増収増益となりました。次世代通信規格5Gの基地局工事を手掛け、業績向上が期待されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】弁護士ドットコム、増収減益 成長期待の「クラウドサイン」に先行投資続ける

弁護士を対象としたマーケティング支援と、一般ユーザーへの有料会員サービスが売上の柱となる弁護士ドットコム。ここにWeb完結型の契約サービス「クラウドサイン」が加わり成長が注目されています。先行投資を優先し、営業利益率は右肩下がり。それでも株価は急上昇しています。財務諸表などの分析を基に、会社の現状と課題を整理します。


【20年3月期】ファナック、2期連続減収減益も「第4次産業革命」対応で株価上昇

工作機械の動作を制御するCNC(コンピュータ数値制御装置)と産業用ロボットで世界トップシェアのファナック。2020年3月期は米中貿易摩擦などの影響で営業利益がおよそ半減しました。コロナ禍の影響で21年3月期はさらなる業績悪化も予想される中、株価が上昇しているのはなぜでしょうか。財務諸表などを基に現状と課題を整理します。


【20年2月期】三陽商会、4期連続の最終赤字決算 資産売却や現預金の取り崩し続ける

総合ファッションアパレル企業を掲げる三陽商会。2015年に英国ブランド「バーバリー」のライセンス契約を失った後、業績が悪化。2020年2月期は4期連続の赤字決算となりました。株主からは現経営陣の退任を提案されていますが、赤字続きでなぜ会社は傾かないのでしょうか。財務諸表等を基に会社の現状と課題を整理します。