【19年3月期】過去最高売上のホンダ 四輪事業が不振、二輪事業が利益の柱に

【19年3月期】過去最高売上のホンダ 四輪事業が不振、二輪事業が利益の柱に

2019年3月期で過去最高売上を記録した本田技研工業(ホンダ)。しかし20年3月期は、第1四半期決算で、すでに通期予想の下方修正を発表しています。原因は四輪事業の不振。セグメント利益率は1.9%と低水準で、会社は二輪事業の利益に支えられています。財務諸表分析を基に、会社の現状と問題点を整理します。


損益計算書(PL):2019年3月期は過去最高売上

本田技研工業(ホンダ)の2019年3月期の売上高は、前期比3.4%増の15兆8886億円と過去最高を記録しました。

営業利益は前期比12.9pt減の7264億円、営業利益率は4.6%で同0.8pt減となりました。

売上原価は前期比4.8%増で、粗利率は同1.1pt減。二輪販売の増加と四輪車生産体制の変更に伴う欧州事業の影響を受けています。販管費は同2.1%増で、こちらも欧州の影響を受けました。

減益要因は、為替変動による売上原価および販管費の増加の影響が大きく、1603億円のマイナス。この影響を除くと、531億円の増益です。

なお、ホンダは会計基準に国際会計基準(IFRS)を採用しています。

セグメント分析:利益の4割は二輪。四輪の利益率は1.9%

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コンサル会社員をしながら、副業ライターとして執筆活動を行っています。証券アナリスト取得を目指し日々邁進しております。


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