損益計算書(PL):営業利益率は14.3%
野村総研の2019年3月期決算は、増収増益でした。売上高は5012億4300万円で、前期比6.3%増。営業利益は714億4200万円で、同9.7%増えています。営業利益率は14.3%、同0.5ptアップしました。いずれも期首予想を超えています。
売上原価は3365億800万円で、前期比7.9%増。売上総利益は1647億3500万円で、同3.2%増えました。粗利率は32.9%を確保していますが、前期比で1.0ptダウンしています。
販売費及び一般管理費は932億9300万円で、前期比1.3%減。前年度のオフィス移転関連の費用がなくなったことが影響しているようです。
なお、野村総研は2019年7月25日、2020年3月期第1四半期の決算を発表しました。保険業・銀行業向け開発案件の金融IT分野が好調で、対前年同期比で売上高は10.0%の増収、営業利益は32.7%の増益。業績予想からの修正はありません。
セグメント分析:金融関連が過半数
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