【口コミ評判】ソフトバンクG、竹芝にAIオフィス設置 社員は「エキサイティングな経験が魅力の会社」

【口コミ評判】ソフトバンクG、竹芝にAIオフィス設置 社員は「エキサイティングな経験が魅力の会社」

ソフトバンクグループとソフトバンクは、2020年度後半に本社を現在の汐留から竹芝地区に移転する予定です。高層ビルの30フロアに約1万人の社員が勤務。同地区での飲食店の混雑状況提供や映像解析による不審者検知など、AI(人工知能)を活用したスマートシティを構築します。現役社員・OGOBの声を整理します。


先進分野への積極投資で「営業利益2兆円超え」

ソフトバンクグループの2019年3月期は、営業利益が初の2兆円超え、当期純利益も3期連続1兆円を超えました。業績を押し上げたのは、投資ファンドの「SVF事業」(ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンド事業)です。

SVFのビジネスモデルは、LP(有限責任)投資家を集める一方で有望な投資先を探し、投資などによって業績を改善することで「投資成果」を最大化し、それをLP投資家に分配するもの。会長兼社長の孫正義氏は決算説明会で、SVFを「これからの成長エンジン」と強調しています。

出典:ソフトバンクグループ 2019年3月期決算説明会

企業口コミサイト「キャリコネ」には、ソフトバンクグループ株式会社とソフトバンク株式会社の現役社員・OBOGから、500件を超える内部情報が集まっています。

ソフトバンクグループの財務部門で働く30代後半の男性社員は、年収1,000万円。トップダウンで案件が決まるため、「"風通しが良い悪い"云々言っている暇がないくらいスピードがある」点を魅力的と言っています。

「案件の中心にいれば年齢に関係なく、エキサイティングな経験を積むことができる。また、時流に乗ったことに取り組むことが多く、常にアンテナが高く、技術を更新している人にとってはとても面白いと思う。これについて来る管理部門はなかなか大変であるが、会社の根幹を守るため、それはそれで面白いと思う」(2018.1.15)

トップダウンの「無茶振り」についていけない人も

ソフトバンクではトップダウンだけでなく、ボトムアップの提案も歓迎される傾向にあります。他の大手通信事業者から転職して法人営業を担当する30代の男性は、転職前と比べて「自身の裁量は大きい」と明かしています。

「積極的にやりたいことを上司に伝えれば、責任は伴いますが、やらせてもらえる場合が多い。その点、自身の成長にもつながっていると感じます」(2016. 5. 6)

その一方で、トップダウンによる「無茶振り」に応えるためには、かなりのハードワークが必要になります。ソフトバンクの経営企画部門で働いていた20代後半の男性は、次のような理由で退職に至っています。

「トップダウンで物事が決まる会社であり、方針の変更の都度、徹夜を含む作業が発生していました。業務自体は非常にダイナミックで、エキサイティングでしたが、このままでは体調を崩すと思い、退職を決意しました。目的達成のためにはプライベートを犠牲にできるマッチョイズムのある方であれば、優秀な方も多く、合うと思います」(2017.1.12)

「大企業のサラリーマン」的な部署もある

ソフトバンクは先進的な取り組みで知られ、モバイル機器など生活に欠かせない製品・サービスを扱っていることもあって、知名度の高い会社です。この点が「働きがいがある会社」と認識している社員もいます。

「世間から注目される企業であるため、自分の仕事の成果がメディアで取り上げられるようなこともあり、世間に与える影響の大きさを感じる経験は頻繁にある」(2019.1.27)

その一方で、世間から注目される仕事に携われるのは一部の部署だけ、という声もあがっています。ソフトバンクグループで法人営業を担当する20代男性は、他社からの転職後に次のようなギャップを感じたようです。

「入社時には『若手からチャレンジ』『ベンチャースピリットを持つ』等の言葉から、実力主義かつ様々な新規事業へチャレンジできる環境があると考えていた。しかし実際にはチャレンジをしているのは役員クラスや一部の部署のみで、ほとんどの社員は大企業のサラリーマン、サラリーウーマンとして業務を遂行している。バックオフィス寄りになるほど、その傾向は強まっていると感じた」(2017.5.15)

仕事の満足度については、部署によることもあるでしょう。ただし、新しいAIオフィスの恩恵はすべての社員が受けられます。快適な職場環境で働きたい就活生や転職希望者には、魅力的な選択肢になりそうです。

この記事の執筆者

上場企業の四半期決算から、面接で差がつく「志望動機」や「逆質問」のヒントを導き出す専門チーム。3ヶ月ごとの業績推移と戦略の遂行状況をキャリコネ独自の現場データと照合し、求人票だけでは見えない企業の「現在地」を可視化します。投資家向け情報を、転職希望者が選考を有利に進めるための武器に変える、実戦的な企業研究を配信中。


関連記事

ソフトバンクの転職研究 2026年3月期決算に見るキャリア機会

ソフトバンクの2026年3月期決算は、売上高が過去最高を更新し目標を完全達成。PayPayの米国上場や次世代AIデータセンター、国産バッテリー事業の本格始動など、従来の通信キャリアから次世代社会インフラ企業へと劇的に進化しています。「なぜ今ソフトバンクなのか?」、転職希望者のキャリア機会を整理します。


ソフトバンクグループ 転職ガイド:有価証券報告書等から読み解く会社の実態

ソフトバンクグループは東京証券取引所プライム市場に上場し、持株会社投資、ビジョン・ファンド、通信を中心とするソフトバンク、半導体設計のAIコンピューティングなどを展開する戦略的投資持株会社です。直近の業績は売上高が堅調に推移し、投資利益の拡大などにより大幅な増益を達成、当期利益も黒字化しています。


ソフトバンク 転職ガイド:有価証券報告書等から読み解く会社の実態

ソフトバンクは、東京証券取引所プライム市場に上場する大手通信・IT企業です。国内通信をはじめ、ヤフーやLINE等のメディア・EC、PayPay等のファイナンス事業まで幅広く展開しています。直近の業績は、主力事業の堅調な推移により増収増益を達成しており、次世代社会インフラの実現に向けた成長を続けています。


ソフトバンクグループの転職研究 2026年3月期2Q決算に見るキャリア機会

ソフトバンクグループの2026年3月期2Q決算は、純利益2.9兆円と過去最高を更新。OpenAIへの投資利益やABBのロボティクス事業買収など、ASI実現に向けた「フィジカルAI」戦略が鮮明となりました。「なぜ今ソフトバンクグループなのか?」「転職希望者がどの事業で、どんな役割を担えるのか」を整理します。


【面接対策】ソフトバンクの中途採用面接では何を聞かれるのか

通信事業を基盤として、さまざまなサービスを展開するソフトバンクへの転職。中途採用面接では、これまでの仕事内容や成果、今後のキャリアビジョンを具体的に問われるほか、「人となり」も評価されます。事前対策をしっかりして自分を出し切り、転職を成功させましょう。