【20年3月期】富士通、12期ぶりの営業利益2000億円台 「ニューノーマル」への対応が課題に

【20年3月期】富士通、12期ぶりの営業利益2000億円台 「ニューノーマル」への対応が課題に

総合電機メーカーからITベンダーへのシフトを果たした富士通。いまや売上収益の8割近くを「テクノロジーソリューション」が占め、国内トップのシステムインテグレーターです。20年3月期は減収も増益で着地。12年ぶりの営業利益2000億円台で株価も上昇中です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。


損益計算書(PL):6期連続減収も、コスト減で利益は大幅に改善

富士通の2020年3月期(IFRS)の決算は、売上収益は前期比2.4%減の3兆8578億円で6期連続減収。一方、営業利益は同62.4%増の2115億円と大幅に増え、2008年3月期以来の2000億円超えとなりました。

売上原価は前期比4.6%減の2兆7485億円に抑え、売上総利益は同3.4%増の1兆1093億円と増加。粗利率は同1.6pt増の28.8%と改善しました。

販管費も前期比7.4%減の8649億円に抑制。金融収益や持分法による投資利益が前期比で146億円減ったものの、営業利益率は同2.2pt増の5.5%へ改善しています。

親会社株主に帰属する当期利益も前期比53.1%増の1600億円と大きく増えています。

2021年3月期の業績については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合理的な業績見通しの算定が困難であることから未定とのことです。

 

セグメント分析:法人顧客向けITソリューションで利益の大半生む

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コンサル会社員をしながら、副業ライターとして執筆活動を行っています。証券アナリスト取得を目指し日々邁進しております。


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