【20年3月期】障害者支援サービスのLITALICO 子ども向け「オンライン教育事業」を本格開始
障害者就労支援と発達障害児教育を2本柱とするLITALICO(リタリコ)。2020年3月期は既存サービスの伸長のほか、韓国ベンチャーへの投資を行いました。21年3月期はプログラミングの子ども向けオンライン教育を本格開始し、増収増益を予想。株価が上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】Ubicomホールディングス、7期連続で増収増益 米国進出を加速しファンドに出資
フィリピン子会社によるオフショアのシステム受託開発を主軸とするUbicom(ユビコム)ホールディングス。現地の豊富な若手人材と育成ノウハウを武器に業績を伸ばし、2020年3月期も増収増益を果たしました。高付加価値分野の強化で営業利益率が大きく改善しており、株価も上昇中。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】吉野家HD、利益V字回復 21年2月期も「テイクアウト」でコロナ禍に対応
牛丼の「吉野家」のほか「はなまるうどん」「京樽」などを傘下に擁する吉野家ホールディングス。業績の大きな伸びはないものの、店舗数を増やして安定的に売上を伸ばしています。19年2月期には不振店撤退で特損を出し純損失58億円を計上しましたが、20年2月期にはV字回復。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】EIZO、遠隔医療やテレワークの需要取り込みで業績伸長に期待
様々な用途向けのディスプレイ装置を製造販売するEIZO。海外売上比率は5割を超え、近年はヘルスケア市場向けが伸びています。2019年3月期はアミューズメント市場の不調で業績が落ち込んだものの、20年3月期は増収増益。計画を上回ったことが好感され株価が上昇しました。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
【20年1月期】「外資就活ドットコム」のハウテレビジョン 難関大生・社会人向けサービスを拡張できるか
難関大生向け就活サービス「外資就活ドットコム」と若手社会人向けキャリアアップ支援サービス「Liiga」を運営するハウテレビジョン。売上は好調、上場による純資産の増加で財務安定性も十分ですが、21年1月期は新規事業投資のため大幅赤字の予想です。ターゲット拡大で財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年9月期】ソースコード高速化のフィックスターズ IoT/AI時代にブレイクするか
「Speed up your Business」のスローガンの下、ソフトウェア開発サービスの提供や関連ハードウェアの販売を行うフィックスターズ。IoT/AI時代の到来を目前に控えた今、フィックスターズが蓄積してきたソフトウェア技術の需要は高まるでしょう。財務諸表と決算報告書資料などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】カテーテルのクリエートメディック 医療機器への需要見込み株価急反発
シリコーン製のカテーテルを中心とした医療機器を製造・販売するクリエートメディック。中国など海外向けが堅調で、緩やかに増収営業増益の基調が続いています。医療関連への物色から新型肺炎による世界同時株安からも株価はいち早く反発しました。決算や財務から現状を分析しポイントを整理します。
【19年12月期】クックバッド、最終赤字も豊富なキャッシュが「投資フェーズ」支える
国内向けレシピサービスで不動のシェア1位を誇るクックパッド。2019年12月期決算では最終赤字に転落するなど業績が悪化しています。しかし会社は「投資フェーズ」と位置づけ、既存事業の磨き上げと新規事業の模索を続けています。それを支えるのが豊富なキャッシュです。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】トライステージ、黒字転換し増収増益予想 通販番組枠を企業に販売
テレビ通販番組枠のダイレクトマーケティング企業への販売、番組制作支援などを行うトライステージ。20年2月期は黒字転換に成功しました。今後は赤字事業の黒字化などの課題はあるものの、新型コロナウイルスによる影響は限定的との見方で21年2月期は増収増益予想を掲げています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】クラウド型ERPが好調のオロ 豊富なキャッシュはどこに向かうのか?
クラウド型ERPとWebマーケティングを展開するオロ。2017年にマザーズ上場、2018年に東証一部に市場変更と着実な成長を遂げています。2019年12月期の決算では6期連続最高益を記録し、翌期も更新する予想を出しています。財務諸表に基づき会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】ネット媒体運営のアイティメディア コロナ禍で「企業の見込み顧客獲得支援」に成長機会
IT系インターネットメディアの運営を通じて広告事業や企業のマーケティング支援を行うアイティメディア(ITmedia)。東証一部へ市場変更し創立20周年を迎えた2020年3月期の業績は過去最高を更新。コロナ禍でのバーチャルイベント運営が成長機会と期待されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】黒字化したスペースマーケット ビジネス・法人向け強化で利益伸ばせるか
スペースの時間貸し借りプラットフォームを運営するスペースマーケット。掲載スペースは1万2000件を超え、イベントなどのゲスト市場と不動産収益アップを図りたいホスト市場とをマッチングしています。2019年12月に上場、黒字化を果たしましたが、今後は成長が望めるのでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】電子書籍のパピレス 「巣ごもり消費」で21年3月期は増収増益を予想
国内最大級の電子書店を運営するパピレス。1995年にパソコン通信上で事業を開始して以来、掲載・販売冊数を順調に増やして売上を伸ばしてきました。2020年3月期も過去最高売上を更新。広告販促の強化により減益となったものの、本決算を受けて株価は急上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
【19年12月期】会員制医療情報サイトのケアネット 動画コンテンツ拡充支える「安定財務」
30万人の会員を要する医療情報ポータル「CareNet.com」を運営するケアネット。医師など医療従事者に医療コンテンツを提供し、購読者や製薬企業、転職支援会社などから収入を得ています。新型コロナ後には「オンライン医療銘柄」としても注目されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年11月期】増収増益の串カツ田中ホールディングス 大型借入で積極的な新規出店続ける
2019年6月21日付で東証マザーズから東証一部への市場変更を果たした、串カツ田中ホールディングス。積極的な新規出店で業績を伸ばし、2019年11月期は増収増益を達成しています。出店を支えるのは大型の借入。財務面での不安はないのでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】RIZAPグループ、2期連続最終赤字 「非対面事業開発」で業績回復目指す
パーソナルトレーニングジムを軸にM&Aで事業を拡大してきたRIZAPグループ。2019年3月期の大幅赤字を受け子会社の経営再建を進めたものの、コロナ禍の影響で20年3月期に2期連続の最終赤字となりました。業績改善に向け「コスト最適化」と「新たな収益源創出」の両輪を推進。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年7月期】高齢者向け配食サービスのシルバーライフ FC店舗と直販で業績伸長目指す
高齢者向け配食サービスの成長が著しいシルバーライフ。創業12年で「店舗数業界1位」の地位を確立しています。2017年10月に東証マザーズに株式上場し2019年1月27日付で東証1部へ市場変更しましたが、今後の将来性はあるのでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】ファインデックス、病院向け画像システムが好調も20年12月期は弱気な理由
医療業界を中心に自社で開発したシステムの提案およびコンサルティングをメインに成長するファインデックス。近年は、医療以外の分野へも事業を展開しヘルステック事業も展開。2019年12月期は業績を大きく伸ばしたものの、決算発表後には株価は急落。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】モバイルファクトリー、広告宣伝費の戦略的削減で大幅増益
2020年1月29日に決算発表を行ったモバイルファクトリー。営業利益が前期比30.7%増と大幅増収を実現した理由は、広告宣伝費の戦略的削減が功を奏したためでした。配信開始5周年を迎えた「駅メモ!」も好調で、株主還元として100万株の自己株式を取得しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】カレーの壱番屋 新型コロナで「大幅減収減益予想」も財務体質は盤石
カレーショップ市場において圧倒的な強さでシェアNo.1の壱番屋。2020年2月期も業績は好調で増収増益でした。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、現在は営業時間短縮を余儀なくされており、客数は大幅に減る見込み。それでも財務安全性は盤石です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。