【19年2月期】業績伸長著しい北の達人コーポレーション 課題は経営基盤の強化
ECサイト「北の快適工房」で化粧品や健康食品のネット通販を行う北の達人コーポレーション。2020年1月14日発表の第3四半期決算では、通期計画に対する順調な進捗を見せています。業績の急速な伸長に伴い、5割近い増員や東京支店の開設など経営基盤の強化にも着手。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】最高益のセブン&アイHD コロナ下の「新たな消費行動」取り込めるか
国内外のコンビニ事業を中心に流通小売業で世界的規模を誇るセブン&アイHD。20年2月期は減収ながらコスト削減で最高益を達成しましたが、新型コロナによる外出自粛の影響で先行きに不透明感が漂っています。頼みの綱はネット通販やネットスーパー。新しい消費を取り込めるでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】ROEランキング1位の北の達人コーポレーション 21年2月期は経営基盤強化で減収減益予想
オリジナルブランド健康美容商品のネット通販を行う北の達人コーポレーション。ここ数年は売上が急増しており、2020年2月期は「刺す化粧品シリーズ」が大ヒット。主力商品が健康食品から基礎化粧品に移行し業績が急拡大したものの、これに伴い組織上の問題も生じています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】株価上昇中のワークマン コロナ禍でも大幅増収増益が可能になった理由
作業服の専門店「ワークマン」とアウトドア・スポーツ・レインウエア専門店「ワークマンプラス」を展開するワークマン。フランチャイズシステムで順調に店舗数や売上利益を伸ばし、コロナ禍でも9期連続で最高益を更新しました。本決算を受けて株価も上昇傾向に。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。
【決算】サブスク支援のビープラッツ 戦略転換で21年3月期は大幅増収増益を予想
サブスクリプション(継続課金)の総合プラットフォーム「Bplats」で企業を支援し、2018年4月に上場を果たしたビープラッツ。開発長期化などにより20年3月期は営業赤字に転落しましたが、21年3月期は製品および販売戦略を転換し大幅増収増益を予想しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】すららネット、右肩上がりの増収も積極投資で減益 回収フェイズに移れるか
すららネットは、ゲーミフィケーションを応用した対話型アニメーション教材「すらら」を開発・販売する会社。42人の社員で11億円の売上高を生み出しています。積極投資で減益となった2019年12月期を終え、会社は投資の回収フェイズに入るとしています。これは実際に可能でしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年2月期】人材会社のディップ、財務体質の意外な強さ 無借金経営で安全性は盤石
アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」を軸に人材サービスを展開するディップ。20年2月期は増収増益で、営業利益率は30%台にまで上昇しました。財務安全性も盤石。業務自動化を見据えたRPAの分野にも投資を行っています。財務諸表に基づき会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】データセクション、AI・ビッグデータで注目 ポストコロナの「消費者分析」で企業支援
暮らしの中のデータを分析して企業に提供するデータセクション。ビッグデータ関連事業の売上高は伸びが続いており、2020年3月期は最終赤字ながら過去最高売上となりました。株価も3月安値からの戻りも強く、6月に入って年初来高値を更新しています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年8月期】働き方改革で増収増益のチームスピリット、契約ライセンス数100万目指す
チームスピリットは「すべての人を、創造する人に。」というミッションのもと、顧客企業の「働き方改革」を支援するSaaSサービスを事業として展開しています。生産性向上への関心の高まりを追い風に、2019年8月期は増収増益となりました。財務分析をベースにその理由を深堀りしていきます。
【20年2月期】高精度AI翻訳が急成長のロゼッタ 「不況なら人材獲得とM&Aにアクセル全開」
翻訳事業で業績を伸ばすロゼッタ。ここ数期は機械翻訳技術を向上させ2020年2月期も増収増益を達成しました。コロナ不況下でも業績を伸ばし株価が急騰、ストップ高を記録。「長期成長のための企業買収と高度人材獲得の投資アクセル全開モードに入る」と宣言しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
【19年3月期】ホームセンターのナフコ 増税後の客数減で通期計画達成に黄信号?
北九州市に本社を置いて西日本に展開するホームセンター、ナフコ。2020年3月期の上期決算は好調で、一時株価は上昇。しかし消費増税前の駆け込み需要の反動で客数の前年比割れが続いています。今年に入って株価も下落。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【決算】4期連続増収のベルシステム24HD ポストコロナの「コンタクトセンター」はどうなる?
企業から受託したコールセンターなど「コンタクトセンター」の運営を行うベルシステム24グループ。20年2月期は4期連続増収でしたが、コロナ禍の影響で既存業務の縮小や一時的な稼働率低下が発生。会社は「リモートワークの推進」や「AI等を活用した自動対応」に取り組むとしています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】10期連続増益のモノタロウ 20年12月期も連続増収増益目指す
工場用間接資材のインターネット通信販売で成長するMonotaRO(モノタロウ)。ソフト開発から物流センター運用まで自社で行うことで、低コストと短納期を実現しています。2019年12月期は増収増益で過去最高益を更新。2020年12月期も増収増益見込みです。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】デジタルハーツHD、第二創業期として「ゲーム以外のシステムテスト」の事業拡大に注力
ゲームのデバッグやウェブシステムのテストを提供するデジタルハーツグループ。企業向けにソフトウエアに潜む不具合をユーザー目線で検出します。主力のエンターテインメント事業は16期連続増収となり、売上高は過去最高を更新。第2創業期として新たな収益の柱の確立にも注力しています。財務諸表等を基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】メドレー、医療介護領域の転職サイト好調 増収増益予想で株価も急上昇
医療ヘルスケア領域の人材採用システム「ジョブメドレー」を展開し、2019年12月に東証マザーズ上場を果たしたメドレー。2019年12月期は特別損失計上で最終赤字となったものの売上高は前期比62.5%増と大きく伸びました。今後も年平均30%の増収を計画。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
【20年3月期】テレ朝HDに米ファンドが株主提案 地上波の広告不振と株価低迷で
2020年6月15日、テレビ朝日ホールディングスに対して米資産運用会社RMBキャピタルが経営改善に関する株主提案を正式に発表しました。地上波放送の電波返上検討や、自社株買いで東映の保有するテレビ朝日株を取得することなどが提案されています。財務諸表などを基に会社の現状を整理し、提案の妥当性を検証します。
【20年3月期】デジタルガレージ、ネット上の「決済」と「広告」の新しい仕組みに「投資」
有望ベンチャーへの出資や米ツイッターの日本版運営などで知られるデジタルガレージ。大株主・電通と資本業務提携を結び、「決済」と「広告」の新しい仕組みをいち早く構想し、実現に向けて積極的に「投資」を行っています。20年3月期は増収したものの、本社増床などのコスト増で減益に。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【20年3月期】株価急上昇のJストリーム ポストコロナの「動画配信」需要に期待集まる
企業向けに動画配信プラットフォーム、CDN(コンテンツデリバリネットワーク)、ライブ配信、映像制作、Webサイト構築などのサービスを提供するJストリーム。取引先にはフジテレビやテレビ朝日などテレビ局のほか大企業が並びます。好決算を受けて株価は急上昇中。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】ピクスタ、デジタル素材で業績好調 アジアから世界へ展開できるか
デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」を運営するピクスタ。2015年9月の上場後、事業買収を始め積極的な投資戦略を展開しつつ、売上を大きく伸ばしています。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。
【19年12月期】リストラでコスト削減の鳥居薬品 業績上方修正で株価急上昇
抗HIV薬の販売権を返還し200億円の減収となった鳥居薬品。一時は経営危機もささやかれ、2019年2月発表の中期経営計画では赤字が3年続くと予想されました。しかし予想に反して2019年12月期の営業利益は14億円の黒字。なぜ達成できたのか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。