収益性や成長性、安定性など企業の現状と課題を財務諸表や決算資料などに基づき分析整理します。株価の推移と背景もチェック。株式投資の銘柄選びや就職、転職の判断材料に。
カジュアル衣料品等のSPA(製造小売)ブランドを国内外で展開するアダストリア。「グローバルワーク」や「ニコアンド」などの好調で20年2月期は大幅増益でしたが、コロナ禍で20年3月の店舗売上高は前年比約76%と厳しい状況に。これを成長中のECがどこまでカバーするか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
国内最大の総合流通グループであるイオン。「イオン」や「ダイエー」ブランドの小売事業を始め、国内外で約300社の子会社によって構成されています。新型コロナウイルスの影響から、2021年2月期は大幅な減益を予想していますがその背景はなんでしょうか?財務諸表などを基に業界トップであるイオンの現状と課題を整理します。
牛丼の「吉野家」のほか「はなまるうどん」「京樽」などを傘下に擁する吉野家ホールディングス。業績の大きな伸びはないものの、店舗数を増やして安定的に売上を伸ばしています。19年2月期には不振店撤退で特損を出し純損失58億円を計上しましたが、20年2月期にはV字回復。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
2020年3月に東証マザーズに上場したビザスク。ビジネス知見を有するアドバイザーと顧客企業のマッチングなどのサービスを提供しています。上場直前の20年2月期の業績は過去最高で、現在は財務安全性がさらに強化されています。財務諸表および「成長可能性に関する資料」を基に、会社の現状と課題を整理します。
国内トップクラスのAWS(Amazon Web Services)導入実績企業で2019年3月にマザーズ上場を果たしたサーバーワークス。ここ数年は売上が急増し2020年2月期も増収増益。2021年2月期はコロナ禍の影響を受けるものの増収予想で株価は急上昇しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
アルバイト・パートの求人情報サイト「バイトル」を軸に人材サービスを展開するディップ。20年2月期は増収増益で、営業利益率は30%台にまで上昇しました。財務安全性も盤石。業務自動化を見据えたRPAの分野にも投資を行っています。財務諸表に基づき会社の現状と課題を整理します。
オリジナルブランド健康美容商品のネット通販を行う北の達人コーポレーション。ここ数年は売上が急増しており、2020年2月期は「刺す化粧品シリーズ」が大ヒット。主力商品が健康食品から基礎化粧品に移行し業績が急拡大したものの、これに伴い組織上の問題も生じています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
街の自転車屋から東証一部に上場を果たした株式会社あさひ。「サイクルベースあさひ」を全国展開し、大規模事業者が多い自転車業界の中で異彩を放っています。世界同時株安の影響で急落した株価も、逆に新型コロナを追い風にするように急回復を見せています。財務諸表と決算報告書資料などを基に、会社の現状と課題を整理します。
翻訳事業で業績を伸ばすロゼッタ。ここ数期は機械翻訳技術を向上させ2020年2月期も増収増益を達成しました。コロナ不況下でも業績を伸ばし株価が急騰、ストップ高を記録。「長期成長のための企業買収と高度人材獲得の投資アクセル全開モードに入る」と宣言しています。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
国内外のコンビニ事業を中心に流通小売業で世界的規模を誇るセブン&アイHD。20年2月期は減収ながらコスト削減で最高益を達成しましたが、新型コロナによる外出自粛の影響で先行きに不透明感が漂っています。頼みの綱はネット通販やネットスーパー。新しい消費を取り込めるでしょうか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
30万人の会員を要する医療情報ポータル「CareNet.com」を運営するケアネット。医師など医療従事者に医療コンテンツを提供し、購読者や製薬企業、転職支援会社などから収入を得ています。新型コロナ後には「オンライン医療銘柄」としても注目されています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
テレビ通販番組枠のダイレクトマーケティング企業への販売、番組制作支援などを行うトライステージ。20年2月期は黒字転換に成功しました。今後は赤字事業の黒字化などの課題はあるものの、新型コロナウイルスによる影響は限定的との見方で21年2月期は増収増益予想を掲げています。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
国産グループウェアの元祖「desknet's NEO」を1999年から提供しているネオジャパン。テレワーク需要の高まりで一時は株価が急騰。世界同時株安で一時は下落しましたが、21年2月期の業績予想で大幅増収見込みが発表されると再び買いが入っています。財務諸表と決算報告書資料などを基に会社の現状と課題を整理します。
スギ薬局を傘下に擁するスギホールディングス。ドラッグストア業界の市場拡大に伴い成長を続け、2020年2月期も増収増益。新型コロナウィルス感染拡大で業績が大きく悪化する会社が多い中、衛生用品の需要が高まるなど好業績が期待されます。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
カレーショップ市場において圧倒的な強さでシェアNo.1の壱番屋。2020年2月期も業績は好調で増収増益でした。しかし、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、現在は営業時間短縮を余儀なくされており、客数は大幅に減る見込み。それでも財務安全性は盤石です。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
ファストファッションのチェーンストアを全国展開するしまむら。多品種少量販売を強みに売上を伸ばしましたが、商品数を絞り込む戦略転換後の近年は客数が減少し続け、20年2月期は3期連続の減収減益となりました。自社ECサイトの開設も遅れ、新型コロナ禍の影響が不安視されます。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
グループ内で清涼飲料と食品を担当するサントリー食品インターナショナル。「天然水」「BOSS」「伊右衛門」などの国内ヒット商品がありますが、利益の過半数は海外市場から。ここ数年は業績が伸び悩んでいますが、昨今の新型コロナウイルスも大きな逆風となりそうです。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。
2004年にジャスダック上場、2014年に東証一部に市場変更し、老舗ネット広告代理店として成長を続けてきたオプトホールディング。2020年2月に社名を「デジタルHD」に変更すると発表しました。社名変更に至った背景と今後の方向性などについて、財務諸表と決算報告書資料などを基に会社の現状と課題を整理します。
国内ビール業界2位のキリンホールディングス。2019年12月期は国内ビール市場の縮小と海外事業のコスト増で減益となりました。その一方で、医薬事業は大きく伸びており、今後は医療だけでなくヘルスケア領域にも事業拡大する計画です。財務諸表などを基に会社の現状と将来性を整理します。
「いきなり!ステーキ」で話題を呼んだペッパーフードサービスが経営危機に陥っています。19年12月期の売上高を675億円に伸ばし、営業損益は赤字転落とはいえ7100万円。それでも有価証券報告書に「事業活動の継続に重要な問題がある」と記載することになったのはなぜか。財務諸表などを基に会社の現状と課題を整理します。